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パンフで振り返るゴジラ Ⅰ(1954-1955) [パンフでゴジラ]

 企画・構想より約1年。。。
 第1回のアップより半年近い歳月を要したこの企画記事。
 とうとう最終回とあいなりました。

 あくまでもおとうのコレクションであるパンフレットを元に,自分で映画を振り返り,幼き頃から観た作品の記憶と自分の想い出を元に書きなぐったものでございます。
 もしかするとウソを書いているかもしれません。
 記憶違いもあるかもしれません。
 専門資料を紐解いて記したものではございませんので,多少の問題点は目をつむっておくんなまし。
 あえてパンフレット以外の参考資料的に観たものと言えば,ゴジラDVD全集でしょうか?
 資料というよりかは書くにあたっての記憶の再認識的な役割を持ってくれたものかもしれません。

   【ゴジラDVDボックス】

 紹介したパンフレットはゴジラシリーズのほぼ全部をカバーしていると思います。
 そういう意味では
「ゴジラ映画パンフレット・ほぼコンプリート紹介!」
 って言っても良いと思っています。

 「ほぼ」って付くのはね。。。
 ディープマニアの方はわかると思いますけどちょっとだけ抜け落ちがございます。
 作品的にはまあカバーしていると言っても良いと思いますが,パンフレットのコンプリート!って意味では「ほぼ」って感じになります。
 正直言うと,あと何と何が足りないのかをおとうも正確には把握しておりません。
 整理してみたら3冊同じパンフがあったりした作品もございましたから。。。(なぜ気がつかない?)

 それでも映画資料・パンフレットとしては貴重で価値あるものもございます。
 金銭的な価値ではなくゴジラファンとして何モノにも代え難い大切なものという意味です。
 ひとたびパンフを広げればおとうの頭の中には壮大なスケールで暴れまわる東宝特撮怪獣達のシルエットが浮かび上がります。
 DVDにはない・・・印刷物だからこそ思い浮かびあがる・・・そして時代を感じさせる紙の傷みが歴史を感じさせる・・・
 そんなとてもとてもノスタルジックな良い味が,古びたパンフレットの1冊1冊には刷り込まれているのです。

だからパンフレットを集めたい!

 そんな気持ちがスタートだったでしょうか。。。
 物心ついた頃から,そーですね。30年以上前からでしょうか・・・(←最初がいつだったか覚えてない)
 それだけかかって集めたものの集大成でございます。
 パーフェクトコンプリートが生きているうちにできるのかどうかはわかりませんが,半ばライフワーク的に地道にコレクションとして楽しんでいくつもりです。

 幸い,お子~たま1号か2号(たぶん2号)が,おとうが亡き後もこれを継いでくれそうです。
 我が家の家宝!って言う程大げさなものではありませんが,継いでくれるものがいる安心感があるせいか特別焦りもせず,これまでの30数年間と同じようにゆっくりゆ~っくりとまたパンフレットを探していきたいですね。

 最終回でありながら「~ Ⅰ」と書いてある秘密はお分かりでしょうか?
 そう!
 カテゴリーで「パンフでゴジラ」を選択して頂くと,「パンフで振り返るゴジラⅠ~Ⅵ」までが一気にご覧になることができるのです。
 ゴジラ第1作~最終作までの歴史を上から下まで時代を追って楽しめるように構成しております。
 (ただし,画像が重いのでそれなりの覚悟を・・・)

 それではゴジラ創世記のこの「パンフで振り返るゴジラ Ⅰ(1954-1955)」,題して「クラシック期」として皆様にご紹介いたします。
 願わくば伊福部昭の音楽でもバックに流しながらゴジラの歴史を振り返って頂ければ幸いです。
 それではお楽しみを!


Ⅰ.クラシック期
 :1954~1955年

総論)
 原爆により生まれた怪獣が街を破壊していく。痛烈な反戦映画ともいえる社会派映画がゴジラの原点でありましたね。Theオリジナル!はじまりがここにあると思います。
 ファンのみならず,多くの映画関係者・特に海外の監督さん達に影響を与えた作品の時代でした。外国の人形を動かすハリー・ハウゼンを代表とするストップモーションの特撮などと違い,人が中に入って演技する怪獣の特撮。スケールにあわせたミニチュアセット。ある意味では日本だからこそできた特撮技術ではなかったかと思っております。SFXではなく,CGでもなく,日本の誇るべき特撮の代表作がこの時期に生まれていったわけですね。
 若輩者のおとうが言うべきことではありませんが,太平洋戦争の終わり,終戦から10年も経たない日本の変革期に,こういった作品を創ろう!と決意し,作成した製作関係者の皆様にはただただ驚愕するばかりです。ゴジラの固有名詞は日本だけではなく,世界で共通の畏怖の存在として知られています。しかし,ゴジラを生み出したのは他ならぬ人間そのもの。娯楽映画としてではなく,社会に警鐘をならす作品としてのクラシック期の作品は,モノクロ映像と相まって深いものであるなぁという印象を持っております。
 いろいろな背景・思いはございますが,最初に書いたとおり,何よりもゴジラ作品の原点としての位置づけが最も大事なところでございます。それでは皆様,先をお読みになって貴重な一時をお過ごしくださいまし。。。


ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1954.11.03
併映作品:仇討珍剣法
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ
ストーリー:
 無音のスクリーンに浮かび上がる「賛助・海上保安庁」のテロップ。
 地響きを伴うような大きな足音とともにそこには「東宝」の文字が・・・
 そしてこれまで聞いた事のないような地獄の底から響いてくるような鳴き声とともに『ゴジラ』のタイトルが浮かび上がるのです。。。
 ある日,南海汽船の貨物船は海中で光るなぞの怪物に突如襲われ,あっという間に沈められてしまいます。救助に向かった船も次々と同じように沈められていってしまいます。なんとか生き残った船員は突然海が爆発したんだ!と伝えます。浮流機雷か海底火山か・・・謎は深まるばかりです。
 そして現場海域近くの大戸島では漁をしても雑魚一匹魚が捕れないという異常事態が続きます。島のじっさまはゴジラの仕業だと・・・ゴジラは海の食い物を食い尽くすと陸に上がって人を襲うという伝説があるのです。
 大戸島を嵐が襲ったその夜。巨大が何かが上陸し,地響きとともに家々をなぎ倒していきます。大戸島被災の調査に来た古生物学者の山根博士は,放射能に汚染された巨大な足跡・・・さらに足跡の中から既に絶滅したはずの三葉虫を見つけます。
 調査が進む中,村の山の向こうから大きな足跡が聞こえてきます。山越に上半身をのぞかせるゴジラ!「私は見た!確かにジュラ紀の生物だ!」山根博士が叫びます。島の人々を恐怖のどん底に陥れ,ゴジラは海へと姿を消していきます。

 山根博士は海底の洞窟にでも潜んでいた太古の生物が度重なる水爆実験のために安住の地を追われ,姿を現したのではないかと推測します。ゴジラや三葉虫から水爆と同じ種類の放射能が検出されたことがその証拠です。しかし委員会では水爆の申し子として生まれたゴジラが公表されれば外交上も内政上も大混乱が起きると大激論が続きます。
 ゴジラ対策としてフリゲート艦隊による爆雷攻撃を実施する事が決まります。しかし爆雷攻撃の甲斐なく,とうとうゴジラは東京湾に姿を現します。山根博士にゴジラ抹殺の方法を問われますが,水爆の豪火に生き残ったゴジラを倒す術など思いつくわけもありません。
 そのような中,山根博士の娘・恵美子は元婚約者である芹沢博士の元で秘密の研究を見てしまいます。恵美子の見たその研究とは・・・・キャー!!!
 そしてある晩とうとうゴジラは東京に上陸してきます。逃げ惑う人々。品川駅で列車を襲い,口にくわえて吐き捨てます。鉄橋をなぎ倒し,再び海へと戻るゴジラ。ゴジラを阻む事はできないのでしょうか?
 ゴジラ対策として海岸線に有刺鉄線を張り巡らし,5万ボルトの電流を流してゴジラの上陸を阻止する計画が練られます。 戦車や大砲の待ち構える海岸に再び上陸してくるゴジラ。5万ボルトの電流もものともせず,あっという間に鉄塔はなぎ倒され,そして吐き出す白熱光に溶かされていきます。
 背びれの光に続き吐き出される白熱光!街を次々と火の海にかえていきます。戦時中の空襲さながらに町中を走り回る消防車!しかし火の手は収まりません。巨大な歩みでさらに建物を踏みつぶしていくゴジラ。パトカーも戦車も全てを焼き尽くしていきます。
 業火の中,死を決意する親子。東京はまるで大空襲を受けたようです。崩れ行く和光ビルの時計台,国会議事堂。破壊の限りを尽くすゴジラ。。。その様子をテレビ塔から実況するアナウンサーにもゴジラは迫ります。「いよいよ最後です。さようなら,さようならみなさん!」
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 火の海となった東京を尻目にゴジラは悠々と海に戻っていくのです。廃墟と化した東京の街。次々と運ばれる負傷者。泣き叫ぶ小さな子供の身体は放射能に被爆しているのです・・・恐るべしゴジラの猛威。
 ゴジラを止める手段は本当にないのでしょうか・・・いや,恵美子のみが知るゴジラの息の根を止める手段があったのです。そう,それは芹沢博士の発明したオキシジェン・デストロイヤー!
 水中の酸素を一瞬で破壊し,周りの生物を死滅して溶かしてしまう発明なのです。芹沢博士でさえ実験中の偶然で開発したこの研究。しかしこの研究が兵器として使われれば水爆以上に危険な存在となるはず。芹沢博士はオキシジェン・デストロイヤーを平和利用する手段ができるまで,この研究の存在自体を秘密にするつもりだったのです。
 芹沢博士との約束を破り,オキシジェン・デストロイヤーの存在を話してしまう恵美子。。。「そんなものは知らんね!」しらを切る芹沢博士。知られてもなお使用を拒む芹沢博士。現時点では恐るべき破壊兵器でしかないオキシジェン・デストロイヤーは何があっても使用する事ができない!一人の人間としてどうしてもそれを使用することはできないと悩む芹沢博士。一度使ってしまえば,オキシジェン・デストロイヤーの秘密は自らが死なない限り守る事はできないんだ!
 しかしテレビ放送でゴジラ被災に祈りを込めて歌う少女達の歌声に,芹沢博士は今回一度限りの使用を決意します。これまでの研究資料の焼却とともに・・・
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 いよいよ最後の決戦の日,まずは海上保安庁のしらね艦上からガイガーカウンターでゴジラの所在を突き止めます。いよいよオキシジェン・デストロイヤーを使おうとするその時,芹沢博士は間違いなく作動させるため自らも潜水服を着てゴジラのもとへ潜る事を申し出ます。潜水士の尾形とともに海へと潜る芹沢博士。海の底に着底した二人は海底に潜むゴジラを見つけます。
 やや濁った東京湾の水越しに薄ぼんやりと迫るゴジラの姿。芹沢博士は尾形を先に浮上させると自分はそのまま海底に留まり,迫るゴジラの足下でオキシジェン・デストロイヤーを作動させます。吹きあがる泡の中でもがき苦しむゴジラ!
 成功を確信した芹沢博士は尾形に向け最期の言葉を伝えます。「大成功だ!幸福にくらせよ,さよなら!さよなら!」そして芹沢博士は自らの手で命綱にナイフを・・・
 身体が融けて指先の骨も見え始めたゴジラは海上で大きな断末魔の叫びをあげるとそのまま海の底へと沈んでいくのでした。アナウンサーが歓喜の放送を伝える中,山根博士はつぶやきます。「あのゴジラが最後の1匹だとは思えない。もし水爆実験が続けて行われれば,あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れてくるかもしれない。」と・・・

おとうの一言:
 なにも言うことはありません。
 ここから全てが始まった。。。
 ただそれだけです。
 ゴジラが公開される数ヶ月前の事だったと思います。ビキニ環礁での核実験により起きた第五福竜丸事件・・・これがゴジラ制作に大きく関わっていたと聞いております。
 人類が生み出した原水爆がゴジラを生み出し,これが自分たちに厄災を振りまきに戻ってくる・・・因果応報とも言えるその皮肉をゴジラという大きな恐怖の象徴として表した映画でございました。
 そして何よりもこの映画が唯一の被爆国である日本が,終戦から10年も経たずして造り上げた作品であるということに大きな意味があるのだと思います。
 あまりにも淡々と表されるゴジラ被災の様子は,間違いなく戦災のその姿を模したものに他なりません。こうした描写はゴジラシリーズの中でも最初の作品である「ゴジラ」だけにあるものです。擬人化する事のない圧倒的な“滅びの力”として存在するゴジラは生物ではなく,畏怖の存在,厄災そのものでございました。
 放送タワーで実況を続けるアナウンサーの間近に迫るゴジラ・・・その表情には恐怖に怯えるアナウンサーに対する哀れみの気持ちなど微塵も感じられません。戦争という人類が作った厄災も同じように容赦なく人の命を奪っていってしまうものです。最後に倒れ行く放送タワーは,圧倒的な力の前に倒れ行く人類の姿だったのかもしれません。
 本作品の最後はゴジラシリーズ永遠のヒーロー・芹沢博士のオキシジェン・デストロイヤーで幕を閉じます。人類の手によるゴジラの完全なる死は本作品が唯一のものであり,以後の作品においてゴジラの歩みは何人たりとも止める事は叶わなかったのです。
 そう,ゴジラはこの1954年から2004年まで,大きな大きな歩みを続けていくのです。いやもしかするとこれからも・・・

 ンギャヲォ〜ン!!
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ゴジラの逆襲
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        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1955.04.24
併映作品:弥次喜多漫才道中 化け姫騒動の巻
監督:小田基義
登場怪獣:ゴジラ,アンギラス
ストーリー:
 洋上で魚群を探る月岡と小林の飛行機2機。岩戸島近くで小林機が突然の故障で不時着をしてしまいます。救助に向かった月岡機は島で取っ組み合って闘う2匹の巨大な怪獣を目撃します。1匹は東京を廃墟と化したゴジラ。もう1匹は見た事のないトゲだらけの怪獣!2匹は闘い,もつれ合いながら海へと落ちていくのでした。
 救助された二人の証言から,その1匹がアンキロサウルス(通称アンギラス)であることをつきとめます。アンギラスもまた水爆で起こされた怪獣の1匹であろうと・・・
 ゴジラ対策として大阪に呼ばれた山根博士は,オキシジェン・デストロイヤーが発明した芹沢博士と共になき今,ゴジラに対向する術はないと断言します。「あのゴジラが最後の1匹だとは思えない!」ゴジラを倒したときに懸念した不安がまさに的中してしまったのです。
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 山根博士は光に過敏なゴジラの習性を考え,大阪市街地への侵入を防ぐためには灯火管制がもっとも有効な手段であるとアドバイスします。さらに照明弾でゴジラを遠くへ誘導して回避する作戦が実行されることとなりました。
 大阪湾へのゴジラ侵入に合わせ,一斉に灯火管制がしかれるまっ暗な大阪の街。水平線より近寄るゴジラを沖合へ誘うため照明弾が投下されていきます。ゴジラはその光に誘われるように陸から離れていきます。が・・・
 住民の退去に合わせて移送される囚人達が脱走し,逃走のため乗り込んだタンクローリーが爆発事故を起こします。おかげで辺りは火の海に・・・その明かりに呼び寄せられ,沖合に行きかけたゴジラは再び上陸してきてしまうのです。
 上陸を阻止しようと撃ちまくる24連装ロケット砲!しかしゴジラの足を止める事はできません。さらに後を追うようにアンギラスも上陸。湾岸工場地帯の一角で2匹の怪獣は再び取っ組み合いの闘いをするのでした。火の海になる工場などに目もくれず,ひたすら闘い合う2匹の怪獣。激しい闘いの最中,次々と街を壊していきます。一心不乱に闘い合う2匹!
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 ついに2匹の怪獣は大阪城公園へなだれ込んでいきます。大阪城を粉々に壊した後,ゴジラはついにアンギラスの首元に食いつき,その闘いに終止符を打ちます。お堀にアンギラスの亡がらをたたき落とし,とどめの白熱光!その火は大阪の街にも飛び移り,辺り一面は火の海になってしまいます。そしてアンギラスを倒したゴジラは再び海へと戻っていくのです。
 ゴジラの行方がわからなくなってしばらくたち,大阪本社から北海道へと移った小林は北の海での魚影探しに汗を流します。ところがこの北の海でも再びゴジラの被害が・・・ゴジラ捜索の中,神子島周辺でゴジラの姿を発見します。
 連絡を受けて神子島に飛んできた航空防衛隊はゴジラに爆撃をしますが効果がありません。島からまた海に戻ってしまうゴジラをなんとかしようと近づく小林機はゴジラの白熱光にやられ,そのまま雪山に激突してしまいます。その衝撃で雪山が雪崩を・・・
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 防衛隊の隊長はその様子を見て全機に雪山への爆撃を命じます。次々とおこる雪崩!身体を埋められながらもなお白熱光で戦闘機を落としていくゴジラ・・・しかし捨て身の防衛隊は機体をも雪山に激突させてさらにゴジラを埋めていきます。
 頭だけが雪崩から出たゴジラは最期の白熱光を吐きまくります。月岡機のとどめの一撃がとうとうゴジラを完全に生き埋めにします。小林機の犠牲があって,どうにかゴジラの脅威を押さえ込む事ができたのでした。


おとうの一言:
 2作目にして2匹目の怪獣を登場させたことは勇気のいることでしたよね。
 近年では釈ゴジラ以降の作品くらいまで復活することのなかった闘いのスピード感がありますね。なんか一説ではスローモーションにするの忘れたとかって話もあるらしいですけど。。。
 しかし,怪獣同士でぶつかり合い!噛み付き合い!押し合い!へし合い!そんなグレコローマンスタイルの飛び道具のない闘いは観る者を熱中させます。
 チャンピオンまつりの作品しか観ていない方は,アンギラスってなんて弱い怪獣なんだろう・・・って思っていたと思いますけど,ゴジラの逆襲で対決するアンギラスは,ゴジラを上回るほどの凶暴さと強さを持っていたんですよね。何よりキャッチコピーは暴龍ですから・・・
 そしてある意味今後の東宝特撮作品の名物シーンのはしりとも言える大阪城での大格闘!城が壊され崩れていく様は次作のキングコング対ゴジラの熱海城の格闘シーンへとつながるわけですね。
 怪獣同士の大バトル!数々続く後のゴジラ作品の根幹となるベーススタイルを作り上げた一作とも言えるでしょう!
 またメカでもちょっとだけオリジナリティーが出始めていますね!その筋のメジャーであるメーサー砲はまだ出ておりませんが,24連装ロケット砲が新兵器として顔を出しておりました。
 第1作の原作を書かれた香山滋さん。本作品を最後にゴジラの原作は書かなくなったときいております。原作者として思い描いたゴジラの存在。。。映画とは異なるものだったんでしょうかね。。。



あとがき
 おとうがこの企画を始めた理由・・・わかりますか?
 なにより普段は本棚の片隅でひっそりと寝ているだけのパンフレットさん達。
 コレクションとしてしまっているだけではなかなか顔を合わせることはできないんですよね。
 全ページを掲載したりすることは難しいですが,こういう形でアップしておけば各パンフレットさんといつでも顔を合わせることができるようになるんです。
 ですからこの企画。。。結局は自分が眺めたいから書いたようなものなんですよね。

 それと・・・
 最初に書きましたが,自分がどのパンフレット持っていたか忘れて,同じもの3冊も集めないで済むようになりますから・・・(←アホなだけです)

 最後に・・・
 自分よがりの記事なのに目を通していただいてありがとう!
 一緒に映画館でゴジラの想い出を振り返ってくれてありがとう!
 これからもゴジラを楽しんであげてね!
 子供の頃の想いを忘れない大人でありたいおとうでございました。


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パンフで振り返るゴジラ Ⅱ(1962-1968) [パンフでゴジラ]

 ゴジラがもっともゴジラであった時代と言っても良いのでしょうか。。。
 長らくお待たせいたしましたがようやくこの時期のものもまとめ終わりましたのでお届けします。

 これから数百行,あなたの目はあなたの身体を離れ,この不思議なゴジラな世界へと入っていくのです。。。
 (by石坂●二)

 Ⅱ.総天然色期
 :1962〜1968年

総論)
 TOHOカラー,総天然色といったキャッチコピーが懐かしいカラー映画化はこの頃からです。
 マニアが涎をたらして観るほどの東宝らしいすばらしい造形の怪獣が次々とゴジラと戦っていきましたね。この時期の作品が東宝特撮怪獣というコアなファン層を作り上げ,ゴジラマニアの根底を築いてくれたのだと思いますね。
 東宝特撮黄金期を支えるラインアップの数々!出演する男優・女優ともに東宝俳優の花形の方々が揃っておいでです。宝田明,平田昭彦,高島忠夫,ニック・アダムス,佐原健二,田崎潤,土屋嘉男,星由里子,水野久美,浜美枝,若林映子,前田美波里にザ・ピーナッツ!もう書ききれませんな。
 そしてスタッフ陣も超強力!監督・本多猪四郎,福田純,製作・田中友幸,音楽・伊福部昭,特撮監修はもちろん円谷英二その人!(大雑把に列記したので書いてない人がいるとか言わないように)
 おとうは残念ながらこの時代までの作品はリアルタイムに観れた年代ではなく,以下に続く東宝チャンピオンまつりや企画上映(池袋文芸座などで夏休み全作品オールナイトなどよくやっておりました)などで観ておりました。その時代の空気を生で感じることはできませんでしたが,作品を鑑賞するごとに歓喜し,涙し,興奮をしておりましたよ。
 この頃カラー作品化されたゴジラ作品のどれもに言えることですが,モノクロのクラシック時代にあったような怪獣をモチーフとした社会派映画的な要素から,家族全員で楽しめる娯楽作品としての転換期となっていったのかもしれませんね。


キングコング対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1962.08.11
併映作品:私と私
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングコング,大タコ
ストーリー:
 活躍するのは我らがイェ〜イ!高島忠夫でございます。高島所属のパシフィック製薬は提供しているテレビ番組の不振を打開するため,タコ部長に南海のファロ島に魔神の取材に行くように命令されます。
 対してライバル会社のセントラル製薬は北極探査潜水艦シーホーク号の探検調査をバックアップ!なんと氷山の中から原子炉の光と同じ閃光がでているのを見つけてしまいます。
 氷山からはななんとゴジラが出現!ゴジラ出現のニュースにセントラル製薬の人気はうなぎ上り!?

 さてさて,我らが高島さんは雷鳴轟くファロ島で村を襲う大タコを退治するキングコングに出会います。えぇ洋モノ怪獣には大タコが定番です。コングは大タコを倒すと酒飲んで寝てしまいます。
 高島さんはコレ幸いにコングをいかだにくくり付け,日本にむけて運び出してしまいます。パシフィック製薬の宣伝部長は大喜び!「キングコング対ゴジラ」の宣伝文句を心にわくわくで日本に向かう船に乗り込んできます。
 が・・・治安維持のためコングの日本入国は禁止に。。。かわいそーにタコ部長。
 とうとうゴジラは仙台に上陸,眠りから覚めたコングもいかだから脱走して千葉に上陸してしまいます。動物の闘争本能のおかげか,両怪獣は吸い寄せられるように近づき合い,那須高原で相対する事に!

 しかし,勝負はあっという間・・・ゴジラの吐く放射能炎に早々に戦意を喪失したコングさんが逃げて行ってしまいます。う〜ん,飛び道具もってないからね。。。
 自衛隊も2匹の怪獣をほっとくわけにはいきません。ゴジラを落とし穴に落としたりコングに高圧電流攻撃をしたり・・・でもコングは雷に慣れているので電気はヘッチャラみたいです。
 コングさんは伝統的に美女には弱いので,浜さんを連れて逃走。国会議事堂に上っちゃったりします。えぇコングですから建物には上らないといけません。
 高島さんはコングに麻酔薬を浴びせて眠らせる作戦を提案。見事策に落ちたコングさんはグッスリ・・・Zzzzz...寝てる間にガリバーのように吊るされてゴジラの元へ運ばれて行ってしまいます。そう,再び両怪獣を闘わせようという作戦なのです。
 富士の裾野でゴジラに向けて落とされるコング!2回戦の始まりです。。。しかし・・・コング弱し!けちょんけちょんにゴジラにやられてしまいます。

 しか〜し!一天にわかにかき曇り,雷鳴轟くと形勢逆転です!なななんと雷に打たれたコングはそのままその電気を身体に帯電!そう,雷の多いファロ島で育ったキングコングにはそんな隠し技があったのです。
 電気ビリビリクローでゴジラに掴みかかるコング!ゴジラもたじたじです。2匹の怪獣の一進一退の闘いは裾野から海沿いに移動して続きます。とうとう熱海城を挟んで対峙する2匹。両者が城を挟んでつかみかかる名シーンはココですね!シャッターチャンスですよ!
 熱海城を粉々にした2匹の怪獣はそのままもつれ合うように海に落ちていきます。勝敗の行方は・・・
 遠く沖合に南のファロ島をめざし泳いで行くキングコングの姿がみえます。お疲れ様・・・しかしゴジラは?どっかでまた息を潜めているんですかね。。。


おとうの一言:
 東宝30周年を記念する超大作でございます。出演陣も豪華ですよね!高島忠夫,佐原健二,藤木悠,有島一郎,田崎潤,平田昭彦,浜美枝,若林映子などなど,東宝特撮黄金期の面々が揃っておりますね。詳しくは知りませんが,キングコングの版権はクリアしていたんでしょうか。。。
 しかしこの作品からの数作品はいずれもゴジラ作品の中ではいずれ劣らぬ名作として知られ,ゴジラ造形においても「キンゴジ」,「モスゴジ」と言えば泣く子も黙るほどのものでございました。おとうは今回の作品の「キンゴジ」は2番目に好きなプロポーションでして,その昔購入したフィギュアも今も大事に飾っておりますよ。埃積もってますけど。。。
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 それと尻尾をつかんでゴジラを放り投げるコング!熱海城を挟んで2匹の巨大怪獣が相対する場面!思い起こせばいつでもその情景が目に浮かぶほどの名シーンの数々がございました。(←いつでも浮かぶのは異常ですか?)
 こうした迫力ある戦いのシーンはこの作品以降の定番となっていきますね。やっぱり巨大怪獣の戦いですから舞台は富士の裾野が多くなっちゃいますけど。。。(自衛隊も総合火力演習するくらいですからね)富士山をバックに戦う場面はスケールを大きくしてくれますからね!

 パンフの巻末にはちゃんと英語版の解説もちょっとだけ入ってるのね。。。




モスラ対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1964.04.29
併映作品:蟻地獄作戦
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,モスラ,モスラ幼虫
ストーリー:
 暴風雨が吹き荒れるインファント島。。。大きな波にさらわれ巨大な卵が海へと流れ出していってしまいます。インファント島からドンブラコしてきた卵は静之浦沖に流れ着きます。
 学者さん達が調査をしますがなんだか全然わかりません。卵はいつしか悪代官みたいなのに買い取られ,商売の材料にされることに。
 なんとかこれを阻止しようとがんばる記者さん達のもとに南京豆・・・イヤ,ピーナッツ・・・でなくって小美人が現れます。彼女たちは流れ着いたモスラの卵を返して欲しいと懇願します。しかし,悪代官は小美人さえ商売の道具にしようとします。あぁ人間社会は腐っているのですね。。。小美人は失意の元にインファント島に帰って行ってしまいます。

 一方倉田浜干拓地では砂を大きく巻き上げ巨大な尻尾がのたうちまわり・・・そう,ゴジラが現れたのです!再び日本に上陸したゴジラは悪びれた顔で破壊の限りを尽くします。四日市工業地帯を荒らし,名古屋城を壊し・・・打つ手なし!危うし,日本。
 この危機をなんとかモスラに助けてもらおうと記者さん達はインファント島に向かいます。卵を返してあげられなかったのにゴジラと闘ってくれなんて,日本人はどこまで自分勝手なんでしょう。でも背に腹は変えられません。どうか一つ!m(_ _)m
 島民の全てが・・・小美人さえ断る中,やさしいモスラは立ち上がってくれます。大きな羽を羽ばたかせ,ゴジラのいる,そしてわが子のいる日本へ飛び立っていくのです。
 小美人は最後にポツリと言います。「モスラはもうこの島に帰ってくることはできないでしょう。モスラの時間はもう残り少ないのです。」そう,モスラは自分の寿命が尽きようとしているのに飛び立ってくれたのです・・・涙。涙。涙。

 ゴジラは自衛隊の攻撃をものともせず,いつしか孵化装置に載ったモスラの卵のある静之浦へ。危ない,卵が!
 そこへ親モスラが間一髪現れ,自らの命を懸けて卵を守るためゴジラへの捨て身の戦いを挑みます。空を飛ぶモスラに放射能を吐きまくるゴジラ!
 しかしモスラには飛び道具はありません。大きな羽で巻き起こす風でゴジラを吹き飛ばし,尻尾を掴んで卵からゴジラを引き離していきます。放射能炎をかいくぐり,顔を掻きむしったり・・・しかし決定打にかけるモスラはやや不利です。
 そしてモスラは最後の手段にでます。ゴジラに向けて金色に光る毒の燐粉を降りそそぎます。苦しがるゴジラ!しかし燐粉攻撃はモスラにとっては諸刃の剣,力尽きるその前にゴジラを倒さねば!苦し紛れに放ったゴジラの放射能がモスラの羽を焼いてしまいます。地に落ちるモスラ・・・
 ゴジラが迫る中,モスラは間一髪再び羽ばたきますが・・・モスラの時間はもう限界だったのです。。。かろうじて羽ばたいたモスラは再びゴジラに向かうことなく,我が子の待つ静之浦へ。卵を大きな羽でやさしく包み込むようにしてモスラは力尽きるのでした。(号泣)

 親モスラが力尽きたそのとき,小美人とインファント島の島民たちの歌声に呼び起こされるように卵は孵化の時を迎えます。。。卵から出てくるコロネパン・・・チガッタ,モスラの幼虫。1匹,いや2匹です。双子の卵だったんですね。
 親の亡骸を目の当たりに生まれてすぐだと言うのに戦いを決意する2匹。もう涙なくしてはスクリーンを観ていられません。
 幼いモスラでも力を合わせれば・・・小柄な体を生かしてゴジラに跳ね飛ばされながらも尻尾への噛み付き攻撃!そして岩陰からの糸噴射!チームワークに翻弄されるゴジラはいつしかモスラの吐く糸で身動きが取れないミイラ状態に。。。
 そのまま海に落ちたゴジラは再び現れることはなかったのです。。。よくやったね!モスラちゃん。
 双子のモスラは小美人を連れ,まだ見ぬ故郷・親モスラの暮らしていたインファント島へ戻っていくのでした・・・(涙の拍手!)

おとうの一言:
 おとうは誰がなんと言おうと「モスゴジ」派でございます!
 それだけで生き物のように動き回る尻尾!眉毛を彷彿されるほどに太く憎たらしく盛り上がった上まぶた!最高です!(←ゴジラ造形の話ね)
 中学の頃,大阪まで出かけて某マニア(オ●ク)ショップの先駆けのお店で買った「モスゴジのブロンズ像」(ブロンズではない)は今でも我が家の玄関を飾る家宝となっております。
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 そして子供たちを助けるために残りわずかな命を賭けて戦う親モスラ!力尽きた親モスラの仇討ちに生まれて間もない双子の子モスラがなんども吹き飛ばされながらもゴジラに立ち向かっていく・・・あぁ,今キーボードを叩いていても涙があふれてきます。日本人に浪花節で語ってくる名作でございます。
 なんでアカデミー賞獲れなかったんだろう・・・(←既に思考がおかしい)
 さて,この作品以後。。。不敗神話が生まれます。そう,モスラ幼虫のゴジラ戦不敗神話です!ゴジラが勝てない唯一の怪獣モスラちゃんでございます。えらい!だからおとうはコロネパン大好きなんですよ。
 こちらのモスラ対ゴジラさん,別バーションのパンフがございまして・・・
 『大怪獣百科事典』と称してB6版?って言うのかな,少し小さめのパンフに他の怪獣紹介とコラボレートした形で作られております。
 このパンフが当時有料販売ものだったのか,おまけ的なものであったのかは知らないんです。誰か教えて〜。
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      【パンフ表紙】           【パンフ裏】
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三大怪獣 地球最大の決戦

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1964.12.20
併映作品:花のお江戸の無責任
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ラドン,モスラ幼虫
ストーリー:
 異常気象に見舞われる日本。多くの流星が落ちてくる中,一際大きな隕石?が黒部ダムの近くに落ちていきます。同じ頃,セルジナ公国のサルノ王女の乗る特別機は事故に見せかけた爆破暗殺に遭い,行方不明に。しかし王女は謎の声に誘われて飛行機からは脱出していたのです。
 阿蘇山火口に現れた自分を金星人と言い張る女性は,阿蘇山からのラドンの出現を予言し,さらには海からのゴジラの復活を予言します。この女性・・・よく見ると飛行機事故で行方不明となった王女様のような。。。

 予言どおりに現れた2匹の怪獣は小競り合いを繰り返し,箱根芦ノ湖辺りから富士山近くまで子供のようなグダグダ喧嘩を続けています。
 一方,王女は精神学の研究所に連れられ,そこで思いもよらぬ真実がわかります。なんと遥か昔,金星から逃げ延びた金星人の血が王女の身体に流れていたのです。爆破事故から逃げのびれたり怪獣の出現を予言できたのもこのご先祖様の血のなせる業!そして王女は5000年前に先祖の星・金星を滅ぼした宇宙怪獣キングギドラが出現することを伝えます。
 黒部に落ちた隕石から突如飛び出した金色に光る光球は,爆発と共に炎に包まれた竜の様なシルエットに変わり,ついには黄金の鱗に包まれた巨大な怪獣キングギドラとなって姿を現したのでした。
 まさしく天空を切り裂く竜のごとき頭を3つ持ち,大きな翼で空を飛び,地に立ったときのその足の太さ,二本の尻尾,圧倒的な腹回り・・・どれをとってもキングの名にふさわしい凶悪な怪獣の地球デビューでございました。
 3本の頭からはどこを狙ってるのか全くわからない角度で稲妻のごとき引力光線を吐きまくり,宇宙チックな鳴き声で辺りを威嚇しまくる!すごい!すごいぞ!キングギドラ!そして東宝特撮造形チーム!

 高度な文明社会を持つ金星を滅ぼしたキングギドラ。。。地球が助かる術はないのでしょうか・・・そうだ!困った時はモスラを呼ぼう!しかし小美人は言います。モスラだけでは勝ち目はないでしょう。。。でも,ゴジラとラドンが共に力を合わせてくれればもしかすると・・・
 一分の望みにかけ,モスラはアホみたいに喧嘩を続ける2匹に語りかけます。えー・・・なに言ってるかわかりませんけど語りかけます。
 モスラ「力を合わせてキングギドラを倒そう!」
 ゴジラは「いつもおいら達を苛める人間をなんで助けるんだ!」
 ラドン「そうだ!そうだ!」 (←一番好きなセリフです)
 なんども繰り返し説得するものの,ゴジラとラドンはいっこうに首を縦に振りません。2匹の協力を得られないと悟ったモスラは単身キングギドラに立ち向かっていきます。糸しか吐けないのに・・・ウルウルウル…
 鳥居越しに大地に降り立ったキングギドラ(絵になるねぇ~)はまるでモスラなど目もくれずに破壊の限りを尽します。引力光線の一撃に跳ね飛ばされるモスラ!コロネパンのチョコが出てしまうほどの大ピンチです。危うし!モスラちゃん。あぁこのままではなぶり殺しにされてしまう!

 その時!山を駆け下りてくる一陣の風!いやもっとデカイな・・・ゴジラがキングギドラの前に立ちふさがります。しかし大きな大きなゴジラをも圧倒する超巨体のキングギドラ!対峙して改めてそのスケールの違いに驚愕します!
 曙vs若花田のごとき取り組みは曙の押し倒し!土俵際にある鉄橋をも巻き込む大一番!このシーンも絵になるねぇ~!そしてラドンも上空からの援護!キングギドラは大きな羽を羽ばたかせ,空中戦でもその存在感をいかんなく発揮します。
 しかし徐々に協力し,戦いの主導権を握り始める3匹の怪獣たち。3本のうねる首を絡めるように抱え攻撃を加えるゴジラ。そしてモスラを背に乗せ空中からの糸かけ攻撃にでるラドン!モスラの糸に絡まれ次第に動きを奪われていくキングギドラ!さしものキングギドラもこの3匹の怪獣の猛攻にはたじろいだのか,宇宙のかなたへと退散していったのでした。

おとうの一言:
 ゴジラ史上最も有名な悪役怪獣の初登場でございます。金星を滅ぼしたキングギドラが地球にやってくる!
 そのキングギドラの登場がまた良かったですね!燃える炎の塊が徐々に形をなし,終にはキングギドラの姿に!美川健一・小林幸子も真っ青なキンキラボディーに手はなく大きな竜の翼のみ!そして八岐大蛇を彷彿させる3つの竜の首!買いましたよ!ジャンボソフビ人形!クリスマスとお年玉と誕生日のプレゼント全部一緒で良いからって言って当時一番でかいのを買ってもらいましたね。
 見所は・・・ザピーナッツによる怪獣の会話解説ですね。。。モスラがゴジラ,ラドンを説得するシーンは彼女たちなしでは何をしているのかさえわからなかったでしょう。
 この作品はある意味ではゴジラ作品のターニングポイントとなっております。これまではゴジラは完全な悪役,人類の敵として位置づけされておりました。チャンピオンまつりの時期のような子供の味方!とまではいかないまでも,キングギドラ等,新たな悪役怪獣の出現によってゴジラは人類の味方的な道を歩み始めるのです。




怪獣大戦争

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1965.12.19
併映作品:エレキの若大将
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ラドン
ストーリー:
 宇宙パイロットの富士とグレン(名コンビですね)は宇宙船P-1号に乗り,新しく見つかった木星の13番目の衛星X星の探検に向かいます。どうもX星からなぞの怪電波が地球に向けて放出されているようなのです。。。
 X星はクレーターばかりの地表。。。しかしそこには地球よりはるかに優れた科学力をもつX星人が住んでいたのです。彼らはなぜかX星の地上ではなく地下に隠れて暮らしていたのです。どうして?
 そう,地球から飛び去っていった宇宙怪獣キングギドラ(怪物0)がX星を襲い,地上には住めなくなっていたのです。X星の統制官はキングギドラを倒すため,地球のゴジラ(怪物01)とラドン(怪物02)を貸してくれないかと申し入れてきます。人類の誰もが求めるガンの特効薬との交換で・・・

 数日後,地球に現れたX星人は明神湖の湖底で眠るゴジラと鷲ヶ沢で眠るラドンを苦もなく確保し,カプセルに閉じ込めて地球の引力圏外へと連れ去っていったのでした。X星ではいきなり連れて来られた怪物01および02が怪物0との戦いを余儀なくされます。お互いに出会いがしらでありながら怪物0を撃退する2匹。喜びに「シェー!」までしちゃうゴジさんでした。
 しかーし!X星人の残したガンの特効薬を伝えるメッセージは真っ赤な偽物!地球への宣戦布告の言葉が収められていたのでした。全世界は大パニックに陥ります。彼らは電磁波でキングギドラを操り,さらには連れ去ったゴジラ,ラドンも操って地球を征服しようと企んでいたのです。
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 グレンに恋をしたX星人(波川女史)は電子計算機の命令に背き,命を落としながらも彼らの弱点を伝えます。そう,特定の不協和音はX星人を狂わせてしまうのです。
 さらに電磁波の遮断がこの戦いに勝つためのポイントだとにらんだ科学者たちはAサイクル光線で怪獣たちのコントロールを断ち切ることに成功します。見事弱点となる不協和音を拡大することに成功した科学者は,全国のテレビ・ラジオを通じて不協和音を流しまくり,X星人たちを苦しめることに成功します。不協和音はX星人だけでなく,電子計算機にも影響を与えるのですかね?
 さらにAサイクル光線で怪獣たちの誘導電波を断ち切ることに成功し,ゴジラ・ラドンは正気に返ります。キングギドラはいつもラリってるので正気かどうかがわかりません。X星人攻撃に向かう自衛隊のバックに流れる伊福部マーチは最高です!

 不協和音とAサイクル光線の猛攻にX星人統制官はまだ見ぬ未来への脱出と称し,自爆の道を選びます。そして我に返ったゴジラとラドンは再びキングギドラと対決!ラドンがゴジラを抱えてのツープラトンのボディアタックに3匹の怪獣はもろとも海中へと転落!キングギドラは宇宙へと逃げていくのでした。。。
 2匹の地球怪獣の姿は見えませんでしたがきっとどこかで生きていることなのでしょう。地球には平和が戻ったとさ。めでたしめでたし。

おとうの一言:
 目新しい新怪獣の出演はなかったものの,マニアの方には忘れることのできないX星人がこの作品でデビューされました。えぇX星人が主役ですかね。。。後々のマニアの方たちに多大な影響を与えたX星人。音が弱点だって設定はマーズアタックとかにも影響を与えたんでしょうか?
 円盤に確保されたラドンやゴジラが運ばれていくシーンがとっても印象的です。劇中でX星人がダシに使ったガンの特効薬。。。今でもできていないんですよね。。。
 それと意外と多いのが波川女史ファンの方。宇宙人と地球人の禁じられた恋。。。「グレン!私は地球人にはなれない!(涙)」名セリフですねぇ~。スターシアと古代守の原点がここにあるのかもしれません。
 そうそう,この作品が公開された頃おとうが生まれたんですよね。。。もしかするとおとうはX星人だったのかもしれません。。。杉並区の荻窪病院近辺でこの頃UFOを目撃された方はいませんか?あ,電子計算機の命令が聞こえる・・・


ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1966.12.17
併映作品:これが青春だ!
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,エビラ,モスラ,大コンドル
ストーリー:
 南太平洋で行方不明となった兄を探すため,ヨットで捜索の旅に出かける一行。でもメンバーは弟に無理やり連れ出された寄せ集め・・・無事に捜索にいけるのやら。案の定大嵐に遭い,全員が海に投げ出されることに!
 船がバラバラになる中,目にしたのは海中からのびる大きな大きなハサミだったのです。。。

 彼らが打ち上げられたのは南海の孤島レッチ島。
 しかしその島は世界征服を狙う組織「赤イ竹」が原爆をつくる秘密基地だったのです。一味は怪獣エビラを使って島民を支配していたのです。島に近づくものはエビラの苦手な黄色い汁を撒きながらでないとすべてエビラの餌食になってしまうのです。
 組織は隣のインファント島から島民を連れ去り,奴隷のようにこき使っています。逃げ出した島民の娘の水野さんと共に秘密基地に潜入しますが運悪く見つかって散々な目に・・・でも弟君は観測用気球にのって隣のインファント島にいくことができました。そこには行方不明になった兄の姿が。。。
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 一味に追われる一行はレッチ島で眠るゴジラを雷で呼び覚まし,混乱を起こすことを計画します。再びインファント等からレッチ島へ仲間を助けに兄弟が向かう中,嵐の雷に呼び覚まされたゴジラが岩山を崩して現れ,エビラと対峙します!
 ここに南海の大決闘が繰り広げられるのです!大きなハサミを振り上げ,ゴジラに襲い掛かるエビラ!エビの目ですから白目がなくてどこ見てるのかわかりません。感情も読めないのでちょっと怖いです。
 ゴジラとエビラの岩バレー!放射炎をエビ反ってよけるエビラ!ハサミでの猛攻!ゴジラも1本背負いで応酬です。そして舞台はシリーズ初の水中戦へ!それでも第1戦は引き分けとなります。
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 一味はゴジラ討伐にジェット戦闘機を繰り出します。が,そんなものは屁でもありません。逆に秘密基地をけちょんけちょんに壊されてしまいます。赤イ竹は最後の手段として時限式核爆弾で島ごとゴジラをやっつけようとしてきます。でも逃げ出すときに撒いていたのは偽モノの黄色い汁!一味はエビラに粉砕されてしまうのです。
 そのまま第2ラウンドへ突入するゴジラとエビラ!息詰まる水中戦の中,大きなハサミの連打でエビラに苦しめられます。しかし,小ハサミを食いちぎり,大ハサミをもぎ取ると勝負あった!
 そこにようやく眠りから覚めたモスラがやってきます。奴隷になっていたインファント島のみんなを大きなカゴにのせ,レッチ島を脱出するモスラ。
 核爆発のその時,なにかを察知したのかゴジラは海へ飛び込みます!大爆発と共に海へ沈むレッチ島。その様子をインファント島へと向かうモスラの持つカゴの中から眺めているのでした。。。

おとうの一言:
 何よりもエビラなんですけどね。。。もう他に言いようがないほどエビです。
 海からハサミだけが出ているシーンはなんか悪夢に出てきそうですよね。
 なんかモスラがちょっといつもと違う感じなのは小美人が南京豆でないからでしょうかね。やや違和感を感じます。
 それとレッチ島の娘ダヨを演じた水野久美さん。前作のX星人・波川女史に続いての出演ですが,衣装的にはコチラのほうが人気ですかね。
 パンフレット的にはオマケみたいのが付くようになってましてね。「すごろく」が付いていたんですけどこれ割と気に入ってます。

 それとこの作品の公開時には別バージョンのパンフレットっていうか,これまでの怪獣を振り返るような「怪獣百科事典」って名前のパンフがありましてね。無料配布だったか有料だったか知らないんですけどね。
 これには怪獣特集と「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の解説と両方掲載されてますね。バランとかマグマなんか掲載されてるところが泣かせます。
 別バージョン(怪獣百科事典)
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        【パンフ表紙】            【パンフ裏】

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怪獣島の決戦 ゴジラの息子

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1967.12.16
併映作品:君に幸せを
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,ミニラ,カマキラス,クモンガ
ストーリー:
 嵐吹き荒れる海上で飛行機の操縦を妨害するほどの謎の妨害エネルギーが発信されていることがわかります。脳波にも似たそのエネルギーの出所は・・・南海の孤島ゾルゲル島でした。このエネルギーに呼び寄せられるようにゴジラはゾルゲル島に向かっているのでした。
 ゾルゲル島は熱帯そのものの気候,得意な気候のためかヒトと同じくらいの大きさの大カマキリがジャングルに潜む無人島です。ここでは気象コントロールの実験が進められていました。これから予想される世界的な食料難を解消するために秘密裏に進められる計画の名は「シャーベット計画」!その実験が成功すれば,島が凍りつくことになるはずでした。
 ところがいざ実験を始めると謎の妨害エネルギーによって冷却されるはずの島が逆に高温化!一時は摂氏70度を超える異常高温が島を覆い尽してしまいます。そしてその影響は大カマキリにも・・・なんとさらに巨大化して怪獣カマキラスとなってしまったのです。

 カマキラスは謎のエネルギーの出所である山をなぜか崩し始めます。そこには何かの卵が・・・カマキラスの突っつきで殻が割れ,中から出てきたのはゴジラの子供・ミニラだったのです。生まれたてのミニラはなんて言うんでしょう・・・色の悪いサツマイモのような・・・ま,そんなもんです。
 ミニラがカマキラスにもて遊ばれる中,ゴジラが現れます。「うちの子になにすんじゃ~!」と言わんばかりにカマキラスを撃退!ようやく母子?は巡り会えたのです。きっと妨害エネルギーは卵の中のミニラがもうすぐ生まれるよ~!って合図をゴジラに送っていたんですね。
 そして色の悪いサツマイモは・・・イヤ,ミニラはゴジラの尻尾につかまって島の奥へと消えていくのでした。
 なんとか島の施設の復旧をめざす研究員さん達ですが,母ゴジラさんがミニラに会いに行く途中で施設を壊滅的に壊してしまったのでもう目処がたちません。いらいらも募るばかりです。そんな中,島で暮らす謎の少女・美波里さんに出会います。少女は島で死んだ考古学者の遺児だったのです。

 島の奥地ではゴジラがミニラに放射能炎を吐くことを教えています。でもミニラはポワンと屁みたいな放射しか吐くことができません。いらだつゴジラはミニラの尻尾を踏みつけて勢いよく放射能炎を吐かせます。スパルタ教育です。教育ママゴンのようなゴジラさんです。遊びたい盛りのミニラはママゴンよりも遊んでくれる美波里さんが大好き!ママの隙を見て果物をもらいにいったりしちゃいます。
 なんとか施設の復旧に努める研究員達ですが,熱病や怪我に悩まされます。美波里さん案内の中,熱病に効く島の奥地の赤い水をとりに行くのですが,そこには恐ろしいクモンガの住処が・・・なんとか赤い水はゲットできたものの,薬草集めの途中でカマキラスに襲われてしまいます。ピーンチ!
 危機を救いにかけつけてくれたのはミニラだったのです!がんばれミニラ!役立たないけど・・・しかし戦いの最中,クモンガを起こしてしまいます。さらにピーンチ!火に油です。。。なんとか隠れ家の洞窟まで逃げてきたものの,クモンガは洞窟の出口に巣を張り逃げ道を塞いでしまいます。
 またまたここに表れたミニラ君。クモンガと一戦交えますが,あっという間に糸でグルグル巻きにされてしまいます。さらにそこにカマキラスが再び・・・怪獣たちのドタバタに再び実験を行って島を冷却し,怪獣たちがおとなしくなる事を計画する研究員たち!決死の実験開始を試みます。

 クモンガはカマキラスもグルグル巻きにし,毒針のひと刺しでとどめを刺します。そしてミイラ状態のミニラにもとどめの一撃を加えに近づきます。危うし!ミニラ!そこに母ゴジラ到着!クモンガvsゴジラの一戦が始まります。一進一退の攻防が続く中,研究員たちの努力で実験は成功!みるみるうちに島の気温は下がり,いつしか雪が降り始めます。
 南海のゾルゲル島に雪が降り積もる中,親子放射能炎でクモンガを倒したゴジラ親子。平和な島へと戻った・・・と言いたいのですが,実験で低温化した島はどんどん雪が積もってきます。とうとうミニラは凍えて動けなくなる程に。そんなミニラをゴジラは優しく包み込み,親子仲良く抱き合ったまま冬眠に入るのでした。
 島の低温化は一時的なもの,いつか島が再び暖かくなったとき,きっとこの親子は目を覚まし,仲良く暮らしていくことでしょう。。。

おとうの一言:
 よくゴジラの息子さんみたいな方を街中で見かけます。芸能界でもいらっしゃいましたよね。。。
 ちょっとゆる~い設定での映画ではございますが,ディープなファンにはたまらないところもございます。
 カマキラスさんとクモンガさん,他にも多数出演なさっていた気がしますがこちらが最初の出演作だったでしょうか?両怪獣ともに吊り系の怪獣でしたよね。カマキラスのカマキリっぽく首を傾げるアクション,クモンガのサワサワと歩みだす様子,怪獣使いのご苦労がよくわかります。
 印象的なのはやはり最後に雪降るゾルゲル島で抱き合う親子ゴジラの姿。哀愁を感じさせますね。。。えぇフランダースの犬のネロとパトラッシュのように・・・(チゲーヨ)
 この作品でゴジラはオスか?メスか?っていうのが結構話題になりました。貴方がお母さんならお父さんは誰?なんか昼の連続ドラマでもできそうですね。正直ゴジラ同士の子供というよりかは何か種類を超えた交配の結果生まれた子供のように感じたのはおとうだけでしょうか・・・だってあんまり親子で似てないんだもん。似てるんだったら○○さんの方がよっぽど良く似ているし。。。はっ!お父さんはもしや!


怪獣総進撃

         【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1968.08.01
併映作品:
 海底軍艦
 海ひこ山ひこ
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,キングギドラ,ミニラ,ラドン,アンギラス,モスラ幼虫,マンダ,バラゴン,ゴロザウルス,バラン,クモンガ,ファイヤードラゴン
ストーリー:
 小笠原諸島では世界中の怪獣を集め,怪獣ランドとして研究を進めておりました。怪獣たちは各々嫌いなガスとか超音波などの科学的な障壁によって島の外には出れないようになっていたのです。ところがある日,怪獣ランドのあちこちから黄色いガスが立ち上り,島中を覆いつくしてしまうのでした。。。
 そして怪獣ランドにいたはずの怪獣たちが世界各地の都市を襲い始めます。モスクワにはラドン,ロンドンにマンダ,パリには地底怪獣(バラゴンってニュースで言われるけどゴロザウルスなんだよね),ニューヨークにはゴジラ!破壊の限りを尽くします。

 月ロケット・ムーンライトSY-3号で怪獣ランドに調査に向かうと,そこには世界各地で暴れ回る怪獣たちをコントロールする職員の姿が・・・なぜ?さらにそこには職員たちをもコントロールするキラアク星人の姿も。なんとか操られていた一人をとり戻すものの,なぜか飛び降り自殺をしてしまいます。遺体を調べると謎の受信機が・・・
 発信される電波をたどると世界各地に発信装置が隠されていた事がわかります。そーか!キラアクはこれで怪獣たちをコントロールしていたんだ!
 そしてとうとう東京にも怪獣の攻撃が!ゴジラ・ラドン・マンダ,ちょっと遅れてモスラが現れ,東京を廃墟にしてしまいます。しかしその陰でバラゴンの活動が確認され,伊豆半島辺りでキラアクの拠点づくりがうかがわれます。
 よし,ムーンライトSY-3号出動だ!しかしゴジラ・アンギラス・ラドンに行く手を阻まれ,撤退を余儀なくされてしまいます。でも,逃げる最中で富士山麓に消えるキラアクの円盤の姿を・・・
 富士山麓一帯を調査すると,案の定そこにはキラアクの要塞が!姿を現したキラアク星人は,富士火山脈一帯の地下をキラアクの領土とする!と一方的な宣言をしてきます。

 コントロール装置を分析した結果,誘導電波の発信源が月である事がわかります。ムーンライトSY-3号は直ちに月の基地を攻撃!キラアク星人の正体はなんと岩石だったのです。高温中でしか活動できない彼らはそれで富士火山脈を要塞としたのですね。
 月の誘導装置を壊したので,今度はこっちが怪獣ランドのコントロール装置で全10大怪獣を富士山麓に呼び寄せます。やたら巨大な富士山をバックに記念撮影です。違います,キラアクの要塞を攻撃させたのです。
 キラアク星人は宇宙怪獣キングギドラを呼び寄せ,これに応戦させます。困ったときにはキングギドラ!えぇ宇宙人の世界では定説です。しかし,さすがに10対1ではいくら頭が3つあってもたまりません。(でもバラゴン,バラン,マンダは明らかに参戦してませんでしたね)マイナーなゴロザウルスにとび蹴りまで食らって倒されてしまいます。とどめはミニラのリング放射でポワッとやられましたね。

 しかし,キラアク星人の最後の切り札ファイヤードラゴンが現れ,怪獣ランドのコントロール装置を破壊してしまいます。でもコントロールから開放された怪獣たちはそれでもキラアクの要塞を攻め続けます。動物の本能なのでしょうか?
 ムーンライトSY-3号によってファイヤードラゴンの正体もキラアクの円盤であることが突き止められ,とうとう破壊されてしまいます。
 再び平和が戻った怪獣ランドでは元気な怪獣たちがのどかに暮らしているのでした。。。

おとうの一言:
 いや~!おいしいところ総獲りみたいな映画ですな。怪獣が一杯出るだけでいい!そんな感じです。
 めったに見れないバランとか出てることは出てるんですけどちょっと置物ちっくなんですよね。。。モノレール(地下鉄だったかな?)に絡むマンダなんかもうたまりませんよ。
 富士山麓に全怪獣が集合する時はレポーターの実況が入るんですけど,これがおかしい!「さて,どの怪獣が一番のりでやってくるでしょうか・・・ミニラでした。。。」って軽いオチもありましてね。
 やたらいろんな意味で盛り沢山ですよね。ストーリー的にもよくも詰め込んだな。。。って思うレベルですし,怪獣系は文句なし!さらには兵器系の好きな方にはムーンライトSY-3号は生唾モノですよね。いやいや併映だった海底軍艦の方が良かったかな?この盛り沢山な感じは最終作のファイナルウォーズに受け継がれるのかな?ちゃんと「轟天号」でてましたしね。
 怪獣ランドなんてあったら最高なんですけどね。おとうは絶対に職員募集に応募しますよ。えぇ間違いなく!えっ,怪獣の募集じゃないですよ。。。
 それとね,この作品のパンフレットもちょいと凝ってましてね。飛び出す絵本みたいになってるんですよ。飛び出してるのは何かって?たぶんゴロザウルスだと思うんですけどね。。。たぶん。ちょっとカッパみたいな口になっちゃってますけど。。。



※パンフで振り返るゴジラⅡ(1962〜1968)のあとがき
 とうとう残すところあと1回となりましたこの特集。なんだかんだでやり始めてみると早いものですね。。。
 それでも5ヶ月以上かかってますけど。
 さて,最後にお届けしますのは・・・そう,アレです。

 今しばらくのお待ちを!


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パンフで振り返るゴジラ Ⅲ(1969-1973) [パンフでゴジラ]

 今回を入れて残りあと3回の連載予定。。。
ようやく折り返し地点を越えた所でしょうか。
 ディープなファンにはこれからがいよいよ佳境となってくるのかと推察いたします。

 前回(〜Ⅳ)でお話しました通り,新作・リバイアルが定期的に組み合わされておりますので紹介するパンフレットは多いのですが,新作ゴジラとしては4作でしょうか。
 お楽しみを!

Ⅲ.東宝チャンピオンまつり前期
 :1969〜1973年

総論)
 ゴジラ全盛期ともいえる東宝チャンピオンまつり。年に1つの新作と2つの古い作品(再編集/改題版あり)を,アニメ数作品などとあわせて,子供の夏休み・冬休み・春休みに上映してくれていました。
 稀にゴジラ作品を含まない東宝チャンピオンまつりもあったのですがせっかくですからこれも併せて紹介しますね。おとうの幼少期にオンタイムな上映がまさにこの東宝チャンピオンまつりでございました。
 子供の映画としてゴジラの格を落としたとも言われる東宝チャンピオンまつりではございますが,これを観て育ち,今でもゴジラファンとしてこれらの作品を愛するおとうにとってはかけがえのない時期でございます。

東宝チャンピオンまつり
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1969.12.20
併映作品:
 巨人の星 行け行け飛雄馬
 コント55号 宇宙大冒険
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,ガバラ,ミニラ,カマキラス,クモンガ,アンギラス,ゴロザウルス,マンダ,エビラ,大ワシ
ストーリー:
 いじめっ子のガバラにいっつもいじめられている鍵っ子の弱虫一郎くん。今日も一人で部屋にこもりコンピューターごっこで遊んでいます。
 一郎君はコンピューターに問いかけてあこがれの怪獣島への行き方を問いかけます。そして想像の中でいつしか怪獣島へ・・・

 怪獣島ではゴジラがカマキラスや大ワシを倒し,大活躍しています。そして一郎君の窮地を救いに現れたのはミニラくん!ミニラも怪獣島の意地悪怪獣のガバラに困ってると愚痴っています。一郎君と同じですね。。。
 ミニラとお友達になっていろいろ怪獣のお話を聞くんですけどね。ミニラ君は早く一人前の怪獣になれってゴジラにいっつも言われてるみたいです。どうもミニラ君はへっぴりなのでダメダメなようですね。

 それでもミニラ君,ゴジラがエビラやクモンガと戦う姿を見て,意を決して意地悪怪獣ガバラに立ち向かって行きます!が・・・・こてんぱんにされてしまいます。見かねたゴジラがミニラをコーチングしていたのですがもてあそばれるばかり・・・
 ミニラは何度もガバラに立ち向かって行きますが,電撃でビリビリにされてしまいます。それでも一郎君の助けもあって一矢報いることに!とうとうガバラをやっつけますが,往生際の悪いガバラはゴジラに食って掛かります。。。でもちょちょいのちょいっと一本背負いを食らってノックアウトです。

 現実世界で一郎君は銀行強盗に誘拐されてしまいます。でもミニラの活躍を目の当たりにした(夢の中で)一郎君,ミニラを見習わなければいけません。勇気を振り絞って一人で強盗をやっつけてしまいます。
 そして今度は宿敵いじめっ子ガバラとの対戦!見事いじめっ子を撃退します。そしてみんな仲良しこよしに・・・

おとうの一言:
 ちょっとゆる~めの映画作品ですかね。。。ゴジラ映画というよりかは子供の夢のお話って感じがしております。
 個人的にはガバラと「きびしぃ~!」の財津一郎さんのイメージがなぜか重なっておりまして,頭の中で整理不能な一作となっております。このガバラって怪獣はこの作品にしか出てこないんですよね。ある意味貴重な出演作品でもあります。
 怪獣との闘いのシーンは過去の作品の流用品が多い・・・っていうかほとんどそうなんですけど,まあご愛嬌ということで。
 作品中で死神博士が優しいおもちゃ発明おじさんの役で出てるんですけどね。妙に懐かしいですね。。。


東宝チャンピオンまつり
キングコング対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1970.03.21
併映作品:
 巨人の星 大リーグボール
 アタックNo.1
 やさしいライオン
再映作品:
 「キングコング対ゴジラ(1962年)」のリバイバルですね。
 「キングコング対ゴジラ(1962年)」を参照ください。


 東宝チャンピオンまつりでのリバイバル上映は1977年の東宝チャンピオンまつりでもう1回あります。


東宝チャンピオンまつり
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1970.08.01
併映作品:
 巨人の星 宿命の対決
 アタックNo.1 涙の回転レシーブ
 みにくいアヒルの子
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゲゾラ,ガニメ,カメーバ
ストーリー:
 ゴジラシリーズでないのでストーリーは割愛しときますね。




おとうの一言:
 意外とマニアには人気の1作でございます。最初はゴジラ抜きのパチもの怪獣映画と思っておりましたが,イカとカニとカメが巨大化したと言う割りには怪獣らしいデザインとなっておりますよね。エビはエビラとかぶるからやめたんでしょうかね。
 個人的にはゲゾラが大好きですね!この怪獣で「ゲソ」って単語を覚えたように記憶しております。
 あ,カメーバは後々「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」で再出演してますよね。死体役でしたけど・・・


東宝チャンピオンまつり
モスラ対ゴジラ
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        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1970.12.19
併映作品:
 柔の星
 アタックNo.1 涙の世界選手権
 昆虫物語 みなしごハッチ
再映作品:
 「モスラ対ゴジラ(1964年)」のリバイバルですね。
 詳しくは「モスラ対ゴジラ(1964年)」を参照ください。
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おとうの一言:
 記憶の限りでは,故・オヤジ殿に手を引かれ,吉祥寺の映画館(地元西荻窪はエロ映画館のみ)に初めて映画を観に行ったのがこの作品。
 幼心に親の仇ゴジラとけなげに戦う2匹のモスラ幼虫を涙ながらに応援し,最後に海を渡ってインファント島に帰って行く姿に心から手を振ったものです。。。

別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1971.03.17
併映作品:
 アタックNo.1 涙の不死鳥
 いなかっぺ大将
 ムーミン
 みなしごハッチ お月さまのママ
再映作品:
 「怪獣大戦争(1965年)」のリバイバルですね。
 「怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ」に改題されています。
 「怪獣大戦争(1965年)」を参照ください。




別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】




東宝チャンピオンまつり
ゴジラ対へドラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1971.07.24
併映作品:
 帰ってきたウルトラマン
 いなかっぺ大将 猛獣の中にわれ一人だス,オオ!ミステークだス
 みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ
 日本むかしばなし わらしべ長者
監督:坂野義光
登場怪獣:ゴジラ,へドラ
ストーリー:
 ある日漁師さんが駿河湾で採れたオタマジャクシのような魚を持ち込んできます。最近の駿河湾は奇形の魚ばかり採れるようになってしまったのです。調査のため海に潜るとそこはゴミと死骸の世界。。。そしてオタマジャクシの巨大なお化けが襲いかかって来たのです。
 ヘドラと名づけられたオタマジャクシのお化けは触れたものをヨゴレにしてしまいます。。。なんて恐ろしい!どうも大小各種のヘドラが駿河湾近辺で暴れまくっているようです。
 このヘドロから生まれたオタマジャクシは小さな個体がどんどんくっついて大きくなって行く事が分かります。そしてとうとう海から上陸したヘドラは工場の煙突にとりつき,もうもうと出る黒煙をおいしそうに吸い始めたのです。

 そこへ我らがゴジさん登場!海を汚すヘドロを焼き尽くすため火炎放射です!さあ,第1ラウンドの開始!ヘドラがゴジラに飛びかかって行きます。ゴジラに投げ飛ばされ,火炎放射を浴びたヘドラはあちこちに身体をまき散らしながら海へ逃げ込みます。
 ヘドラの破片を観察するとヘドラは鉱物とヘドロでできている事がわかりました。鉱物だからヘドラが火炎放射を浴びると炎色反応できれいな火花が出るのです。それに公害物質を取り込んで硫酸ミストを体内で生成するというとんでもない野郎であることがわかりました。こまったこまった。ヘドラの元となる鉱物は隕石とともに宇宙からやってきたのでしょうか・・・
 飛行形態のヘドラが突如町中に現れます。人々を溶かす程の有毒ガスをまき散らしながらヘドラは工場や車を飲み込んでいきます。ゴジラが第2ラウンドを挑みますがヘドロな身体にはパンチは突き抜けるだけで通用しません。

 富士山麓に場所を移して闘いを続けますが,開始早々ヘドロ弾で片目をつぶされたゴジラさん。なんとか右手刀でヘドラの片目をつぶし返しますがめり込ませた右手先はなんと白骨化?おそろしきヘドロパワー!さらにはゴジラをヘドロ漬けにしようとします。あやうしゴジラ!
 激闘の最中,自衛隊はヘドラを乾燥させようと巨大電極板を設置します。うまくヘドラをおびき寄せたものの肝心の電力が・・・そう,送電線が切れてしまっていたのです。しかしゴジラが電極版に熱線を浴びせると電極版が作動!ヘドラをジュージューと焼き始めたのです!

 焼け落ちたヘドラから目玉をくりぬいたゴジラはとどめの一撃!ヘドラはただの土塊に・・・
 と,その中から小さくなったヘドラが逃げ出して行きました。ゴジラは火炎放射を使ってなんと空を飛んでこれを追い,撃墜!電極版に引きずり戻してあとはもうトコトン焼きまくるだけです。
 さて,ヘドラはこれで倒しましたが海はまだまだ汚れたまま・・・公害はいつか人類を滅ぼすかもしれませんね。ゴジさんは次は助けてくれないかも。。。

おとうの一言:
 いやこの作品の何が一番印象深かった買って言うと,挿入歌です!
 タイトル『かえせ!太陽を』
 ちょっとサイケっぽい感じの音楽でしてね。
  水銀・コバルト・カドミウム♪
  鉛・硫酸・オキシダン♪
  シアン・マンガン・バナジウム♪
  クロム・カリウム・ストロンチウ〜ム♪
    ・
    ・
    ・
  か〜えせ!か〜えせ!
  か〜えせ!か〜えせ!
 正直言って子供の時分にこの音楽聴いておどろおどろしい公害のシーンとか見ちゃうとね・・・怖いっす。
 でもなんとなくこの歌覚えると周期律表覚えてる気がしてきますね。順番違うけど。。。
 この歌が妙に耳に残って当時はちょっと怖かったですね。。。
 公害問題が世の中で問題になっていた時期ですかね。。。ヘドラという怪獣よりも狂ったように踊る若者の描写が怖かったです。
 ゴジラが体丸めて火炎放射の勢いで空を飛ぶというかくし芸に拍手喝采!!

別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1971.12.12
併映作品:
 帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖
 いなかっぺ大将 猫も歩けば雀に当たるだス,当たるも当たらぬも時の運だス
 みなしごハッチ 忘れな草に願いをこめて
 マッチ売りの少女
再映作品:
 「三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)」のリバイバルですね。
 「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦」に改題されています。
 ラドンは仲間はずれでしょうか?
 「三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)」を参照ください。




別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1972.03.12
併映作品:
 ミラーマン
 帰ってきたウルトラマン 次郎くん怪獣にのる
 樫の木モック
 みなしごハッチ ママにだかれて
 天才バカボン
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,ガイガン,キングギドラ,アンギラス
ストーリー:
 世界子供ランド。ここは様々な施設で子供達に平和を学ばせるために建設されているのです。図書館やら広場やら・・・そしてシンボルタワーとも言うべきゴジラタワー!建設は急ピッチで進められているようです。でもここが完成した暁にはゴジラ達の住んでいる怪獣島は怪獣もろとも破壊される事に・・・
 しかし子供ランドにはなにか秘密が隠されているような・・・事務局長・会長・部下,怪しい連中ばかりです。その秘密を示すテープを再生してみるとなにやら不思議な音が。。。

 音の意味は分からないものの,それを聞いた怪獣島のゴジラはアンギラスに「ちょっと様子を見てこい!」と。。。えぇ今回は怪獣語もフキダシ付きで字幕解説です。ゴジさんアンさんの名コンビは怪獣島を出て子供ランドへ向かいます。
 子供ランドの会長さんの命令で計画が発動!宇宙の彼方から炎とクリスタルの塊が飛来してきます。炎はキングギドラに,そしてクリスタルは爆発して見た事もない新怪獣“ガイガン”となって地球へ向かってきます。どうも子供ランドのゴジラタワーで再生しているテープが2匹の宇宙怪獣をコントロールしているようです。

 そうです。彼らはM宇宙ハンター星雲から来た宇宙人(ゴキブリ)だったのです。コンピューターの計算を第一に行動する彼らは,2本のテープに収められた計画通り,キングギドラとガイガンは街を破壊しまくります。
 湾岸地区で暴れる2匹の前にゴジラ,アンギラスが立ちはだかります。地球怪獣vs宇宙怪獣のタッグマッチの始まりです。石油コンビナートを壊しまくりながらの大バトルは一進一退。闘いを繰り広げながらじわりじわりと怪獣ランドへ4匹の怪獣達が近づいて行きます。
 そしてゴジラタワーにゴジラが近づいたその時!ゴジラタワーから発射された強力な光線がゴジラを襲い始めたのです。危うし!危うしゴジラ!ピンチのゴジラを救おうと近づくアンギラスの前にはノコギリ回したガイガンが立ち塞がります。アンちゃん大流血!
 もはやこれまでか!っていうその時。ゴジラタワーに仕掛けた爆弾が大爆発!M宇宙ハンター星のゴキブリは業火に焼かれるのです。

 コントロールから解放されたガイガン,キングギドラはそれでもゴジラとアンギラスに襲いかかります。ガイガンの鉄の爪攻撃に眉間を割られたゴジラさん。もはやフラフラです。それでもガイガンと取っ組み合い,乱打戦に持ち込みます。さらにはガイガン・キングギドラの仲間割れを誘い,頭脳的な攻撃でタッグマッチの主導権を握ってくるともうこっちのものです。
 飛行攻撃のガイガンをたたき落とし,アンギラアタック!&ゴジ一本背負いでキングギドラをこてんぱんにすると,宇宙怪獣は空の彼方へと逃げ帰って行きました。
 激戦で粉々になった子供ランドを後にゴジラ・アンギラスの地球最強タッグは怪獣島へ帰って行くのでした。。。

おとうの一言:
 サイボーグ怪獣ですからね。お腹までノコギリ刃がついてます。両手の鉤ツメがすごく硬くて痛そうです。明らかにSっ気満載の怪獣でしたよね。
 インコとカマキリ合わせたような口,コウモリのような羽,当時はそのかっこ良さにメロメロでしたね!何よりサングラスのような目はプロレスの蝶野正洋のようなにらみを感じます。タッグマッチ的な要素はやはりプロレスゆずりなんですかね?
 さらにはアンギラスの流血シーンを見るとなぜかアニマル浜口の全盛期を思い出しますね。このころからアンギラスはゴジラの子分のやられ役って感じになってきましたね。
 キングギドラとガイガンのタッグはおとう的にはハンセン&ブロディ並の価値がある悪役黄金タッグでしたね。

別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】




東宝チャンピオンまつり
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1972.07.22
併映作品:
 赤胴鈴之助
 ミラーマン 生きかえった恐竜アロザ
 帰ってきたウルトラマン 次郎くん怪獣にのる
 樫の木モック ぼくはなかない<
 天才バカボン 別れはつらいものなのだ
再映作品:
 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年)」のリバイバルですね。
 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年)」を参照ください。





東宝チャンピオンまつり
ゴジラ電撃大作戦

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1972.12.17
併映作品:
 怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス
 パンダ・コパンダ
再映作品:
 「怪獣総進撃(1968年)」のリバイバルですね。
 「ゴジラ電撃大作戦」に改題されています。
 「怪獣総進撃(1968年)」を参照ください。





別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
ゴジラ対メガロ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1973.03.17
併映作品:
 飛び出せ!青春
 パンダ・コパンダ 雨降りサーカスの巻
 ジャングル黒べえ
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,メガロ,ガイガン,ジェットジャガー,アンギラス,ラドン
ストーリー:
 日本の北,アリューシャン列島で行われた地下核実験の影響は遥か南の怪獣島にまで影響を与えます。地割れ,崖崩れ,ガスの噴出,怪獣島に住むゴジラ達はてんやわんやです。異変は日本各地でも起こります。地割れにより湖が突如干上がってしまったり。。。
 そんな異変に怯える中,変な外人がロボット研究室に忍び込みます。でも何も盗らずに・・・手がかりの赤い砂を調べると海底3000kmの地層のものであることがわかります。ジェットジャガーが完成したその時,再び現れた謎の外人はジェットジャガーを奪って行きます。

 彼らはシートピア海底王国人,無謀な地下核実験で平和な暮らしを壊され,今まさに地上へ攻撃を仕掛けようとしているのです。その攻撃目標をジェトジャガーに案内させようと言う計画だったのです。
 シートピアではメガロが目覚め,地上へ向かいます。シートピア人にコントロールされたジャットジャガーはメガロを案内して東京へ向かいます。カブトムシのような触角から発射する光線で自衛隊はこてんぱん!万事休すです。ロボット研究員さんはジェットジャガーのコントロールを取り返し,今度はゴジラに助けてもらうお遣いにジェットジャガーを飛ばします。

 これに気づいたシートピア人はなんとM宇宙ハンター星雲にガイガンの出撃要請を!ずいぶんと交遊範囲の広い海底王国です。そこまで縁があるならさっさと地上で暮らしてれば良かったのに。。。
 ゴジラ救援のお遣いを済ませたジェットジャガーは突如自らの意志を持ち,巨大化してメガロに立ち向かいます。ヒーローですね!昆虫っぽく飛び回るメガロをなんとか捕まえたたき伏せますが,ドリルの手を使って地下を動き回るメガロに苦戦します。そしてそこにガイガンが・・・両手がドリルとかぎ爪の痛そうな怪獣タッグにいいように弄ばれてしまいます。危うし,ジェットジャガー!

 そこに我らがゴジさんが割って入ります。ゴジさん2匹を相手に全くひけを取りません。しかし,メガロの火炎ボール攻撃にあわや丸焼きの危機に!アザケ笑う極悪同盟の中,火の海に取り残されたジャガー&ゴジさんペアは,ジェットジャガーのゴジさんおんぶ飛行で危機を脱出します。
 ジェットジャガーはガイガンを空中戦で制して宇宙へ追い返し,残ったメガロはゴジラのドロップキックの連発にたまらず地底へと逃げ込みます。怪獣達の活躍に地上攻略を諦めたシートピアは地割れを閉鎖して撤退するのでした。使命を終えたジェットジャガーは元のサイズに戻り,普通のロボットとして家に帰るのでした。めでたしめでたし。

おとうの一言:
 海底王国人が敵で怪獣が昆虫系という設定。。。なぜ魚系でないのだろう?って言うのが素朴な疑問でしたね。
 カブトムシっぽくてドリル付きなのはきっと男の子に人気のキャラ作りだったんだなって思ってます。
 前作でキャラがたっていたガイガンは再出演!評判が良かったんですかね。おとう的には◎でしたけど。
 しかしタッグマッチ的な要素が強くなってきましたね。メガロを羽交い締めにしてのドロップキックなど全日・新日プロレス全盛期の中継を見ているようでございましたね。
 そうそう,ジェットジャガーって良く見るとジャガー横田に似てませんか?モデルだったのかと。。。ジェットジャガーとゴジラの会話シーンなど,突っ込みどころは満載でしたがあえて触れない事にしておきましょう。


別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
怪獣島の決戦 ゴジラの息子

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1973.08.01
併映作品:
 レインボーマン
 ウルトラマンタロウ
 科学忍者隊ガッチャマン
 おもちゃ屋のケンちゃん
 山ねずみロッキーチャック
再映作品:
 「怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年)」のリバイバルですね。
 「怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年)」を参照ください。




別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】





東宝チャンピオンまつり
キングコングの逆襲

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1973.12.20
併映作品:
 侍ジャイアンツ
 ウルトラマンタロウ 燃えろ!ウルトラ6兄弟
 山ねずみロッキーチャック がんばれチャタラー
 エースをねらえ!
 科学忍者隊ガッチャマン 電子怪獣レンジラー
再映作品:
 ゴジラシリーズでないのでストーリーは割愛しときますね。







※パンフで振り返るゴジラ Ⅲ(1969-1973)のあとがき
 東宝チャンピオンまつりもこれにて終了,次回はいよいよゴジラがもっともゴジラであった時代。
 総天然色・TOHOカラーで個性・魅力あふれる怪獣達との闘いを繰り広げる作品の紹介となります。
 こうご期待!


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パンフで振り返るゴジラ Ⅳ(1974-1978) [パンフでゴジラ]

 さてさて,東宝チャンピオンまつりシリーズの第1弾!
 と言っても後期の作品のご紹介でございます。

 東宝チャンピオンまつりは過去の作品のリバイバル上映(再編集版・改題含む)が多くございますので,新作としては概ね年に1作といったところでしょうか?

 パンフレットも各作品で2種類(薄手のもの,厚手のもの)が発行されていることが多く,全作品を網羅するのが大変でございます。。。(全部あるのかわからん)
 持ってるモノは全部掲載しておりますが,手に入れてないものもいくつかございます。作品としては全て網羅しておるのでとりあえず勘弁しておくれ。

 それと一応「ゴジラ」シリーズをメインでやっている企画の都合上,ゴジさんの出てこない作品はパンフを紹介する程度でサラ~ッと省略してあるのでその辺もご了承を・・・
 ついでにチャンピオンまつりはてんこ盛りでいろんなアニメとかと一緒に上映しているけど,併映作はタイトルのみの紹介だよ~ん。
 あ,あとリバイバル上映作品は紹介は初回上映の時にまとめさせていただいております。えぇ100%の手抜きです!

Ⅳ.東宝チャンピオンまつり後期
 :1974〜1978年

総論)
 東宝チャンピオンまつりが年に3回から2回(春と冬)になってしまった頃からを後期としてカテゴリー分けさせていただきました。。
 そんな都合で新作としてはメカゴジラシリーズの2作のみとなってしまいました。  ややゴジラ作品に雑さが見受けられるようになり,昭和期のゴジラの衰退期とも見えてしまうかもしれませんね。
 東宝チャンピオンまつりも特撮路線から徐々に離れ,以後ドラえもん等の長編アニメ路線へと移り,その姿を消していってしまいます。

東宝チャンピオンまつり
ゴジラ対メカゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1974.03.21
併映作品:
 ハロー!フィンガー5
 新造人間キャシャーン
 ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精
 侍ジャイアンツ 殺生河原の決闘
 アルプスの少女ハイジ
監督:福田 純
登場怪獣:ゴジラ,メカゴジラ,キングシーサー,アンギラス
ストーリー:
 沖縄海洋博覧会の準備が急ピッチで進められている中,古代の遺跡が発見されます。その中には怪獣のような壁画と,その昔,沖縄を本土の脅威から守った守り神キングシーサーの像が納められていたのです。
 キングシーサーの像を持ち帰りそこに刻まれている象形文字の解読を試みている中,富士山からゴジラが現れます!そして続いてアンギラスが・・・

 ところがアンギラスは仲間であるはずのゴジラに襲い掛かります。いつもは仲良しこよしの二人・・・いや二匹が大乱闘スマッシュブラザース!結局はアンギラスがコテンパンにやっつけられて逃げ出す羽目に・・・おや?でも闘っていたゴジラの肩口の傷からはなにか金属めいたものが見えているぞ?キラーン!
 ゴジラはそのまま東京へ進行!湾岸工業地帯を火の海にします。と,その火の海にもう1体のゴジラが!どーしたことでしょう?
 ゴジラVSゴジラの闘いが始まります。火炎放射?!の飛び交う中,さらに銀色の体が見え始めるゴジラ・・・そしてついに青白い炎に包まれたゴジラは,スペースチタニウムで覆われたサイボーグ怪獣メカゴジラの姿を現したのです!光線と火炎放射の激突の中,大爆発で双方とも痛手を被り一時撤退とあいなりました。

 キングシーサー像の秘密を解明する中,なぞの人物がキングシーサー像を奪いに襲い掛かります。そう,彼らはブラックホール第3惑星から来た宇宙人!シーサー像によりキングシーサーが目覚め,他の怪獣ともども地球征服の障害となることを恐れているのです。
 予言の言葉によると「西の空から太陽が上がるときキングシーサーが・・・」そんな馬鹿な事が。。。キングシーサー像の秘密を探る中,キングシーサーの眠る岬の位置がわかります。そして西の空に陽が・・・
 眠りから覚めたキングシーサーに修理完了したメカゴジラが襲いかかります。
 キングシーサーは光線攻撃を全て跳ね返し,メカゴジラに善戦しますがフィンガーミサイルには苦戦!そこに再びゴジラが現れます。メカゴジラvsゴジラ&キングシーサーの激闘のはじまりはじまり〜!
 しかし飛び道具の数に勝るメカゴジラはもう反則レベルであっちこっちからいろいろ出しまくりです!
 ゴジラ危うし!というその時,ゴジラは電撃スパークして自らを電磁石化!飛び回るメカゴジラを磁力で引き寄せ,羽交い締めに!あとはもうパワー勝負。首をへし折って勝負ありです。闘い終えたキングシーサーは再び岬で眠りにつくのでした。

おとうの一言:
 「ゴジラ生誕20周年!」を記念しての一作でございます。  とっておきの敵役を作り出そうというなかで,「ゴジラを倒すのはゴジラしかない!」そんなコンセプトで作られたものしょうか?
 当時は鳴り物入りで登場しましたメカゴジラさん!外見はゴジラ,中身は最新宇宙技術を駆使したメカですからね。。。当然やられキャラのアンギラちゃんはかわいそうなものですよ。手首がクルクル回ったりするのなんか反則ですよ。はい。
 このソフビなんか結構人気でしたからね!えぇおとうも当然持っておりましたよ。今持ってないですけど。。。
 ブラックホール第3惑星人さんがメカゴジラを修理するのに地球の科学者を使うのがなんとも言えません。地球の技術も結構進んでるのかもネ!?
 東宝の美術スタッフはウルトラマンとかのシリーズであれだけデザインの良い宇宙人を登場させているのになんで映画になるとゴリラ系になっちゃうのかがちょっと残念ですよね。あれ?もうこの当時は猿の惑星ブーム?って終ってましたよね?
 しかしキングシーサーがでっかい犬にしか見えなかったのはおとうだけでしょうか?当時は沖縄海洋博覧会で盛り上がっておりましたからね。。。もちろんちゅら海水族館はまだありません。

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東宝チャンピオンまつり
モスラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1974.12.14
併映作品:
 海底大戦争 緯度0大作戦
 燃える男 長嶋茂雄 栄光の背番号3
再映作品:
 「モスラ(1961年)」のリバイバルですね。
ゴジラ作品ではありませんが,東宝特撮ファン必見の作品ですね。
街のボンカレーの看板まで精巧に再現するほど(例えです)のミニチュアセットはスタッフの根気とこだわりを感じさせる1作です。
 えぇモスラの腹の下にキャタピラのようなものが見えるのは気のせいです。
 モスラの歌は歌えないとファンとは言えません!!

 今回併映されている「海底大作戦 緯度0作戦」もリバイバル上映ですが,この作品に出ているグリフォンやアルファ号?も人気でした。

別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】



東宝チャンピオンまつり
メカゴジラの逆襲

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1975.03.15
併映作品:
 新八犬伝
 アグネスからの贈りもの
 アルプスの少女ハイジ
 はじめ人間ギャートルズ
 サザエさん
監督:本多猪四郎
登場怪獣:ゴジラ,メカゴジラⅡ,チタノサウルス
ストーリー:
 沖縄沖海底・・・メカゴジラの残骸を回収しようと潜水艦でスペースチタニウムの反応を探ります・・・が,ナイ。。。どこにもメカゴジラの残骸がないのです。そんなバカな!って言ってると突如現れた怪獣に潜水艦が破壊されてしまいます。メカゴジラはいずこへ・・・
 そして東京・・・ブラックホール第3惑星人の侵略の間の手は東京にまで及んでいたのです。ちゃくちゃくと地球侵略の準備を進めているブ3星人。彼らは侵略の足がかりとして怪獣をコントロールする研究をしている博士を取り込みます。そう,死んだはずの娘を蘇らせて上げることで・・・

 博士は怪獣チタノサウルスを操り,自分を追放した人間社会に復讐をしようと企てます。街に出て破壊の限りを尽くすチタノサウルス!飛び道具こそないものの,ヒレ付の尻尾が巻き起こす超弩級の風でビルを吹っ飛ばしていきます。そんなチタちゃんに突然火炎放射の一撃が!
 そう,我らがゴジラが現れたのです!突然すぎてごこから出てきたのかもわからないゴジさんですが,僕らの街を守るためチタちゃんをやっつけに現れました。初戦は顔見せ程度でお互いが引きドロー・・・どうも博士にちょっとしたトラブルがあったようですね。

 そう,博士の娘はブ3星人によって作り上げられたサイボーグ!再び倒れた娘をブ3星人は今度はメカゴジラのコントローラーとして蘇らせたのです!人の脳とコンピューター・・・全てを兼ね備えた頭脳を持つメカゴジラはもう無敵の存在!チタノサウルスと共に人類を攻めていけばもう向かうところ敵ナシでしょう!あぁメカゴジラの逆襲がここに始まるのです!
 博士の娘の目が光り,メカゴジラ出撃!チタノサウルスも共に出現します。壊されるビル!吹っ飛ぶ戦車!戦闘機!あぁもう立ち向かう術はないのでしょうか・・・怪獣を観にいったアホなガキの悲鳴に応えてか,再びどこからともなくゴジラが現れます!ゴジラVSメカゴジラ&チタノサウルスの1対2変則マッチの始まりです!
 チタちゃんの強力な不良キック!蹴りの連発にゴジさんは吹っ飛ばされ,メカゴジラのアホみたいな飛び道具の雨あられに一度はゴジさんもノックダウンか・・・

 その時,チタノサウルスのコントロールを妨害する超音波発生装置が完成します!ヘリコプターで超音波を浴びせ,チタノサウルスはパニック状態に!この隙にゴジさん復活です。パニックのチタちゃんを尻目にメカゴジラとの1対1マッチに持ち込みます。光線・ミサイルの雨をかいくぐり,ガッチリと組んだゴジさんは前回の時のように首をもぎ取ります!
 勝負あったか!?と思ったが・・・なんともげた首の下には電子頭脳みたいのがキラリ!そっからさらに強力な光線をお見舞いしてきます。しぶとし!メカゴジラ。でも愛に目覚めたサイボーグ娘さんが自らの命を絶ったとき,メカゴジラもゴジさんに敗れたのでした。。。
 ず~っと超音波でフラフラになりっぱなしのチタちゃんもゴジさんの相手にはなりません。軽くあしらわれてジエンド!ついでに逃げ出そうとしたブ3星人の親分も円盤ごとゴジさんに粉砕されてこれまたジエンド!最後にいつも通りゴジさんは海に帰っていくのでした。。。

おとうの一言:
 やはりキャラがたっていたおかげでしょうか?メカゴジラさん再出演です。前作と比べ,いちいちアクションポーズをとるようになったのはスクリーン慣れしてきたせいでしょうか?特にフィンガーミサイル発射時はとろいっす。。。
 せっかく逆襲に登場するならもう少し新兵器なんかも取り付けて欲しかった気もしますが,きっとおねーちゃんの頭脳と融合したコントロールというのが奇抜で最新のブラックホール第3惑星での流行りの新兵器だったのでしょう。えぇ,惑星が違えば流行りは違いますからね。。。
 さて,やや怪獣の賑わい度は寂びしめだった気もしますが,今回は悪くて赤くてでかくなったスニフ君(わかるかな?)が出演となりました。恐竜という設定上いたずらに飛び道具を武器にするわけにはいきませんが,ゴジラを台風中継のアナウンサー並に吹き飛ばした尻尾芭蕉扇は圧巻です。

別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】



東宝チャンピオンまつり
ディズニーフェスティバル

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1976.03.13
併映作品:
 ピーター・パン
 ドナルド・ダックのライオン大騒動
 チップとディールの怪獣をやっつけろ!
 ミッキー・マウスのがんばれ!サーカス!
 ドナルド・ダックの人食いザメ
 元祖天才バカボン
 勇者ライディーン
 タイムボカン
おとうの一言:
 う~ん。コメントが難しいですが,東宝チャンピオンまつりとしてディズニー作品を中心としたアニメのみの興行があったんですよね。。。
 唯一東宝特撮作品のない東宝チャンピオンまつりです。
 お勧めは・・・タイムボカンでしょうか・・・(←贔屓目)

東宝チャンピオンまつり
キングコング対ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1977.03.19
併映作品:
 巨人軍物語 進め!!栄光へ
 円盤戦争バンキッド
 ヤッターマン
 まんが日本昔ばなし 桃太郎
再映作品:
「キングコング対ゴジラ(1962年)」の東宝チャンピオンまつりで2回目のリバイバル上映ですね。
「キングコング対ゴジラ(1962年)」を参照ください。



別バージョン(薄いパンフ)

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】


東宝チャンピオンまつり
地球防衛軍

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1978.03.18
併映作品:
 山ねずみロッキーチャック
 ルパン三世 ベネチア超特急
 新・巨人の星
 家なき子
 まんが日本昔ばなし かぐや姫
再映作品:
「地球防衛軍(1957年)」のリバイバル上映ですね。



 最後の「東宝チャンピオンまつり」としての興行です。
 以後はドラえもん等,長編アニメ映画が子供たちを楽しませていくようになります。

 ありがとう,そしてお疲れ様!東宝チャンピオンまつり!

※パンフで振り返るゴジラ Ⅴ(1984-1995)のあとがき
 ははは,今回思ったほど物量ありませんでしたね。。。
 実質2作だったから一番楽だったかも・・・
 やっぱりしんどいのは次回のパートⅢですな。
 東宝チャンピオンまつり全盛期の作品群を紹介いたします。
 お楽しみに!


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パンフで振り返るゴジラ Ⅴ(1984-1995) [パンフでゴジラ]

 大変お待たせいたしました。
 『パンフで振り返るゴジラ』シリーズ第2弾!
 第2弾でありながら『Ⅴ』。
 今回は1984(1983)〜1995年に公開されました作品を紹介いたします。

 え?
 待ってねぇ〜って・・・・・
 ○| ̄|_  OTZ orz 。,, .

 グスン...
 まあ読んでやってくださいな。。。

Ⅴ.平成ゴジラ期
 :1984〜1995年

総論)
 満を持しての新作ゴジラの上映はゴジラ生誕30周年企画でございました。
 東宝チャンピオンまつりの終焉とともに作品としても「メカゴジラの逆襲」を最後にファンの前から姿を消していたゴジさん。復活の巻でございます。
 ゴジラシリーズを二分するとすれば昭和期と平成期に分かれるのでしょう。厳密には最初の復活ゴジラは昭和期ですが,シリーズとしては平成期の第一作というのが正しいと思っております。
 さて,その新しいゴジラさん。
 ゴジラ=着ぐるみという東宝怪獣の王道路線はちゃんと守りながら,新たな特撮技術を加えて平成次代のゴジラを作り上げてきました。ロボットの導入なんかが当時は目新しかったですね!
 新進の特撮・VFX技術云々はまだまだ発展途上の段階でしたが,昭和期のソレからは一歩前に出た「特撮」っていうのを売りにしていた気がします。
 この時期の作品は過去の人気怪獣・メカとの対戦も新作ならではのストーリー性を加え,またこれまでの東宝怪獣造形とは違う味付けの新怪獣を生み出し,新たなゴジラファンを獲得していきましたね。
 それと今回紹介する作品は全てストーリーがつながっております。「ゴジラ(1984)」をスタートに前作の舞台設定をちょっとずつつなげていく様なストーリー展開を考えていますね。
 この時期の最後の「ゴジラVSデストロイア」で一区切りとなり,前回紹介した「パンフで振り返るゴジラ Ⅵ(1998-2004)」からは設定が一新してオリジナルとなっております。

ゴジラ1983 復活フェスティバル

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1983
上映作品:

おとうの一言:
 こちらは単品の作品上映というわけではございません。
 これまでのゴジラ(東宝特撮)作品を振り返り,翌年の「ゴジラ(1984)」を盛り上げよう〜!みたいな企画ですかね。
 これと同様にゴジラ(東宝特撮)作品をまとめて上映する機会って結構ありましてね,おとうも古い時代の作品はこういった上映で勉強させて頂きましたよ。
 中でも池袋の文芸地下でやっていた全作品をオールナイトで何日間かかけてぶっ通しで上映する企画の時には通し券(切り取り点線がずら〜ってつながってる)買って死にものぐるいで観に行きましたね。(←バカ)


ゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1984.12.15
監督:橋本幸治
登場怪獣:ゴジラ
ストーリー:
 伊豆諸島・大黒島で噴火発生!それからしばらくして嵐の中で航行困難となった漁船に巨大生物の影が・・・キャー!翌朝,遭難した漁船から発見されたのはミイラ化した船員の遺体と1mもある巨大なフナムシ。。。
 生き残った船員さんは,大黒島がピカッと光って崩れた際に巨大生物を見たことを伝えます。そしてそれがゴジラであることが・・・
 でも日本政府はゴジラ出現!を報道することはパニックに繋がるとして一時報道管制を強いてきます。そんな中,米ソ紛争の火種ともなるソ連原潜の撃沈事故が・・・
 あわや米ソ開戦!?という時,海上自衛隊のP-3C哨戒機により原潜の撃沈はゴジラによるものであることが判明。ようやくゴジラ出現が世に知らされることとなりました。

 とうとうゴジラは静岡の原発に上陸!原子炉から放射能を吸収して海へ戻っていきます。科学者さんはその時に近くを飛んでいた渡り鳥にゴジラが共鳴したんじゃないかな?って思いつきました。
 ゴジラ対策に日本政府がもめる中,原潜とかやられちゃったアメリカ・ソ連さんは核だ!核使うんだ!って言ってきて大変です。なんとかそれをなだめながら,自衛隊はメカフライングカエル・首都防衛移動要塞スーパーXの出撃準備を整えます。いつのまにこんなモノをこさえていたんでしょう。。。

 そして遂にゴジラが東京晴海埠頭に出現!えぇゴジラは東京に来なくてはいけません。来てなんぼです。できたての有楽町マリオン壊します。有名な建造物は壊さないといけません。
 自衛隊とのドンパチの中,誤作動したソ連の地上攻撃用衛星が東京のゴジラに向けて核ミサイルを発射してしまいます!キャ〜!
 スーパーXはゴジラの熱戦を受けても屁のカッパ?核反応を抑制するカドミウム弾を撃ち込んで,ゴジさんを活動不能状態にまで抑制します。スゲーぞカエルもどき!
 しかーし!その時,東京上空では飛んで来た核ミサイルが迎撃され,爆発の影響で電磁層の乱れが起き磁気嵐が起こります。おかげでスーパーXは具合が悪くなり,ゴジさんはエネルギーを受けてファイト!一発!状態に。あぁ,惜しい所まで追い込みながらスーパーXさんはビルの残骸の下敷きに・・・

 万策尽きたとき,鳥の鳴き声っぽい超音波でゴジラを誘導することに成功します。行き先は三原山の火口。そして火口のあちこちには起爆装置が・・・
 ゴジラが火口に入った時を見計らってドカーン!!三原山を噴火させ,ゴジラを溶岩吹き上げる三原山火山へと沈める事ができたのでした。。。

おとうの一言:
 前作から9年ぶりでありながら,生誕30年で原点回帰をめざして作られた1作。
 タイトルが第1作と同じ「ゴジラ」であることからこちらの作品は「ゴジラ(1984)」と呼ばれることも多いですね。対して第1作は「ゴジラ(1954)」となりますが,こっちはあんまり数字付けること少ないですね。むしろ第1作ですかね。
 多くの東宝特撮俳優が友情出演する中,ゴジラは着ぐるみだけでなくモーションコントロールロボットとしても作られるようになりました。
 新たなゴジラの一歩でしょうか?
 壊す街中も当時できたばかりの有楽町マリオンなど,時代の変化を表しておりましたね。
 初作に続く作品としているために必殺兵器オキシジェンデストロイヤーはもうなく,火口へと鳥の鳴き声を利用して誘い込む科学的な根拠が必要とされたのもやはり時代の流れでしょうか?
 それと新たなゴジラスーツアクターとして名を馳せたのが薩摩剣八郎さん。名前かっこいいすよね!このあと数作に出演し(平成ゴジラ全作品だったかも?),さらには北朝鮮の怪獣映画「怪獣ブルガサリ」にも出演されていたと記憶しております。
 第1作のゴジラでその名を馳せた芹沢博士・平田昭彦さんがこの年に亡くなってしまったのが残念でした。出演予定になっておりましたし,何よりもファンもそれを期待しておりました。

ゴジラVSビオランテ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1989.12.16
監督:大森一樹
登場怪獣:ゴジラ,ビオランテ
ストーリー:
 1984年のゴジラの続作でございます。
 ゴジラ来襲の翌日。廃墟の中で自衛隊やら米国企業やらがあっちこっちに残ったゴジラの細胞「G細胞」を奪い合っております。貴重品ですからね。。。
 最終的にG細胞をゲットしたサラジアでは,砂漠でも育つ強い植物を作る実験に使われていたんですが,G細胞を獲られた腹いせにその研究施設は米国企業に爆破されてしまうんです。かわいそうに研究していた博士の大事な大事な娘さんはその犠牲に・・・

 それから数年がたち,博士はゴジラの体内核物質を吸収する「抗核エネルギーバクテリア」の開発に成功します。さらには娘を蘇らせるため?G細胞とバラ・・・さらには亡くなった娘さんの細胞をも融合した新たな生物・ビオランテを作り上げます。
 しかし,ここにも開発競争に明け暮れる米国企業とサラジアのエージェントの魔の手が・・・博士の研究が奪われようとするその時,殺された娘さんの怨念か?ビオランテが怒りの一撃を加え,そのまま芦ノ湖へと姿を消していきます。そして進化?を重ね,芦ノ湖に巨大なバラとして現れるのです。

 そんな中,抗核エネルギーバクテリアが核抑止力のカギを握ると睨んだ米国企業は,日本政府に抗核エネルギーバクテリアをよこさなければ三原山を爆破してゴジラを復活させるという脅迫状を送りつけてきましす。
 一端は抗核エネルギーバクテリアの引渡しに応じたものの,奪い合いのイザコザの中で起爆装置が作動!三原山火口は爆破されてゴジラがとうとう世に放たれることに・・・
 復活したゴジラは再び日本へ上陸しようと迫りますが,新兵器ファイヤーミラーを搭載してゴジラの熱線を跳ね返すことができるようになったスーパーX2の活躍で,一旦はゴジラの進行は妨げられます。しかし,芦ノ湖にたたずむビオランテに誘われるようにゴジラは上陸。ビオランテとの初戦では,バラの原型を留めるビオランテを熱線で葬ります。。。哀れビオランテは火の粉となって空に舞い上がっていくのです。

 一方,抗核エネルギーバクテリアを奪い返した自衛隊はゴジラにこれを撃ち込むことに成功しますが,低体温症のゴジラには効き目がなかなか現れません。開発中の新兵器・雷アタックなんぞでゴジラの体温を上げ,バクテリア活動を活発にすることを試みますが効果はいま一つ。。。このままでは原発が・・・
 と,その時。空から光の粒子が降り注ぐと突如地面を割って巨大なワニのような頭を持ったビオランテが出現!ゴジラに立ちふさがります。無数のパクパク触手?と体液?(抗核バクテリアも入ってるのかな?)で攻めまくり,あわやゴジラを丸呑みか!ってところまでゴジラを追い込みます。
 闘いで体温上昇をしたためか抗核エネルギーされちゃったゴジラはフラフラになって海辺でダウン。そのまま海へと逃げていきます。ビオランテは再び光の粒子となって空へ舞い上がっていきます。
 ゴジラは海へ。。。ビオランテは空へ。。。
 そう,人間はおろかな開発競争でゴジラやビオランテをつくり上げてきたのです。もう賢くなってもよいころではないですか?ってストーリーですね。

おとうの一言:
 ゴジラの作品としては異例のシナリオ公募作品であったと記憶しております。(最終的にはどーなったんだっけ?)
 ゴジラとバラの遺伝子を持つ怪獣であるビオランテはゴジラ史上もっともオリジナリオティが高い怪獣ではないかと思っております。
 このビオランテの持つ「抗核エネルギーバクテリア」は潜在的にゴジラの活動エネルギーを吸収するためゴジラを活動停止状態に落とすことができるのです。
 このバクテリアの設定に拍手!拍手!
 ある意味ではオキシジェンデストロイヤーのように他の兵器への流用の心配のない,究極の対ゴジラ専用兵器とも言えるわけですからね。。。かわりに核抑止力の効果が無くなるのが問題になるっぽいですけど。

 モデルガンとかラジコンで有名なマルサンからゴジラのラジコンって3種類出てる(出てた?)んですけど,このビオランデのゴジラ(通称ビオゴジ)もラジコンモデルになってます。
 定価5万円位するんですけど,嫁だがねが一時期玩具専門店でバイトしていた時に社員特価(内緒価格)で買ってきてくれました。ありがとね。

ゴジラVSキングギドラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1991.12.14
監督:大森一樹
登場怪獣:ゴジラ(ゴジラザウルス),キングギドラ(ドラット),メカキングギドラ
ストーリー:
 オープニング。海底深く眠る怪獣の姿。それはズタボロになったキングギドラの姿だったのです。。。
 1992年の東京に突如巨大なUFOが現れます。
 UFOからは筋肉ムキムキ芸人のような外人チャック・ウィルソン他数名が現れ,自分達は23世紀から来た地球連邦政府の者で,今後21世紀に復活するゴジラのため世界が滅んでしまうと言ってきます。これを防ぐためにタイムトラベルをし,ゴジラを抹殺しに来たのだと。。。
 彼らは1992年のノンフィクションライターが書いた本「ゴジラ誕生」において,ラゴス島に生き残っていた恐竜が1954年の核実験のためゴジラになった!という仮説に基づき,核実験前に恐竜を別の場所に移動させてしまえば良い。という作戦を提示してきます。

 1945年のラゴス島に飛んだ彼らは,結果的にアメリカ軍から日本軍を救った恐竜・ゴジラザウルスをベーリング海の底へと転送します。あぁこれでもうゴジラは生まれることはない・・・良かった良かった。。。
 と思って1992年に戻って来ると,ビオランテの抗核エネルギーバクテリアに覆われて身動きできずに日本海に沈んでいたゴジラは消えていたものの,その代わりにな,な,なんとキングギドラが現れていたのです!
 そーです。未来人はゴジラザウルスを転送した時にこっそりとキングギドラの素(ドラット)を島に放ち,核実験によりキングギドラが生まれるように仕組んでいたのです。それも全ては発展しすぎた未来の日本を破壊するため!恐ろしい計画です。

 未来人の陰謀に気が付いた日本政府は,キングギドラに対抗すべくベーリング海で眠るゴジラザウルスに放射能を与え,ゴジラとして復活させることを試みますが,これまたな,な,なんと既にベーリング海での原潜事故のためゴジラは復活していたのです。。。それも1954年の核実験よりも強力な現代の放射能を浴びて生まれたゴジラはより強大なゴジラとなっているのでした。。。
 ゴジラとキングギドラは闘うべくしてぶつかります!しかーし!予想に反して?予想通り?より強大に復活したゴジさんはキングギドラを吹き飛ばし,海の藻屑としてしまいます・・・
 このままではパワーを増したゴジラに日本は破壊しつくされてしまいます。どーしよー。

 その時,未来から来たおねーさんが立ち上がってくれます。未来へ飛んで海の底で眠るキングギドラを回収し,改造してまた現代の日本に戻ってきます。ゴジラを倒して日本の未来を守るために!あぁ涙ですね。。。(これが冒頭に繋がる訳ね)
 ゴジラが暴れまわる街中に突如姿を変えたキングギドラが現れます!そう!おねーさんが未来から帰ってきたのです。操るのはズタボロにされたキングギドラを改造し,タイムマシンとアンドロイドもついでに混ざりこんだメカキングギドラ!圧巻!!プラモ欲しいっすね。大好きですよ,こーゆーデザイン。
 再びゴジラと闘うメカキングギドラ!操縦するのはおねーさんです。激闘の末,ゴジラはメカキングギドラに拘束されたまま海の底へ・・・ありがとー!おねーさん。

おとうの一言:
 「ゴジラの作り方」,「キングギドラの作り方」,「メカキングギドラの作り方」が学べるHowTo映画です。(←チゲーヨ)
 どのようにしてもゴジラは必然的に現れる。。。
 日本はゴジラなくしては将来がない!っていうお話ですね。。。
 まあ,根本には核廃絶を訴えるメッセージがそこにあるってことですな。
 タイムトラベルにタイムパラドックス,転送装置,サイボーグにアンドロイドとSF要素盛りだくさんの設定となっておりますね。盛りすぎくらいな気もしますが・・・
 個人的にはメカキングギドラとかの設定は大好きですね!あれがもうちょっと強かったら申し分ないんですけど,あくまで主演はゴジさんですからね。。。でも未来から現在を救うために蘇って時間を越えてやってくる!っていうのは日本人にはお涙ちょうだいものですよね!?そんなことない?
 

ゴジラVSモスラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1992.12.12
監督:大河原孝夫
登場怪獣:ゴジラ,モスラ,モスラ幼虫,バトラ,バトラ幼虫
ストーリー:
 太平洋に巨大隕石が落下!その勢いでお休みになっていたゴジさんが起きてしまいました。さらには氷の海からバトラさんが・・・
 インファント島へ向かったトレジャーハンターさんはモスラの卵を発見します。お金持ちの日本企業は想像通りモスラの卵を日本へ運ぶぞー!ってことに決定します。バカですね。

 そんな中,ザ・ピーナッツならぬコスモスと名乗る二人組みの小美人さんが現れ,バトラが復活して危機が迫ってます!って警告をしてくれます。いつもエライですよね。
 太平洋上をドンブラコッコ,ドンブラコッコとモスラの卵を運ぶ中,突如ゴジラが襲撃してきます!キャー!卵が~!!ってところで運よくモスラの幼虫が孵化。
 モスラの幼虫も自分の出番がわかっています。よっしゃ!糸を吐いて応戦だぁ~!ってところに今度はバトラも参戦!三つ巴の戦いとなってしまいます。
 そしてゴジラとバトラが海中で戦う中,海底火山が爆発!!あぁどーなったのでしょう。。。

 モスラはコスモスを追って東京に上陸。国会議事堂に繭を張って成虫へと羽化します。
 そんな時,富士山が爆発!ゴジさんが現れます。海底火山からマントルの流れを伝わっての富士山出現!力技です。
 ゴジラを止めるために向かったモスラの前に,成虫となったバトラが立ちふさがります。横浜・みなとみらいを舞台に仲間同士でもめている中,ゴジラが乱入!再び三つ巴の戦いとなっていきます。

 戦いの中,モスラとの友情?に目覚めたバトラはゴジラを共に倒すことに力を注ぎます。二人?でゴジラを抱え,海上まで運ぶ中,上半身担当のバトラはゴジラの一噛みに力尽きていきます。次第に高度が下がり,ついにはゴジラもろともバトラは海へ沈んでいってしまいます。

おとうの一言:
 すごーく感じの悪いモスラ(バトラ)が出てきましてね。。。
 散々悪さした挙句,お友達のモスラに諭されて改心するんですけどね。
 二人でがんばって悪者(ゴジラ)と戦うんですけど,運悪く悪者の一噛みに命を落としてしまうという浪花節なんですよ。。。
 モスラ作品は浪花節と相場が決まっております。
 モスラってぐれるとあーなるんですかね。
 もともとバトラは地球を護るために現れるはずでした。地球を護る=人類の味方ではありません。護るからこそ人類の敵にもなり得るのです。
 この辺は平成ガメラシリーズのそれと似たような発想ですかね?
 バトラちゃんは幼虫からいきなり成虫になっちゃいます。繭とか作らないんですよね。
 って言うかその前に糸はけないみたいですね。。。

ゴジラVSメカゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1993.12.11
監督:大河原孝夫
登場怪獣:ゴジラ,メカゴジラ,スーパーメカゴジラ,ラドン(ファイヤーラドン),ベビーゴジラ
ストーリー:
 1992年。国連はG(ゴジラ)対策センター及び対ゴジラ部隊Gフォースをつくります。
 G対策センターは対ゴジラ戦闘マシンの開発計画として1号機ガルーダを試作!でも弱っちいので新たに2号機の開発することになります。それは前々作で海底に沈んだメカキングギドラを引き揚げ,23世紀のテクノロジーを利用して作り上げた究極の対ゴジラ兵器。『メカゴジラ』なのです!!をぉ~!!!

 その頃,ベーリング海のアドノア島で化石調査隊が孵化した後の卵の殻と孵化していない卵を発見します。そしてラドン出現!
 調査隊が逃げ惑う中,今度は海からゴジラが出現!踏んだり蹴ったりです。ゴジさんとラドンが闘う中,隙を見て逃げ出した調査隊は生物工学研究所にコッソリ持ち出した卵を預けます。そして化石に秘められた波長の音色を聞かせると,なんと卵が突然孵化!ゴジラザウルスの赤ちゃんが生まれたのです!
 ベビーゴジラを取り戻すためかゴジラが四日市に現れ,Gフォースに出撃命令が!メカゴジラがゴジラ邀撃のため出撃していくのです。
 でもね。。。いいところまでいくんですけどメカゴジさんはパワー負け!ゴジラはそのままベビーのいる研究所へと向かいます。しかーし!ベビちゃんとの共鳴によるものか,ゴジラはそこから立ち去っていきます。イズコへ...

 ゴジラがベビちゃんのもとへ来ることを察したGフォースはなんとベビーを囮にゴジラをおびき出す作戦に出ます。この卑怯者!人質をとるなんて!(ゴジジチデス)
 しかしベビーゴジラを空輸するコンテナが再び現れたラドンによって奪われ,舞台は幕張に。修理を完了したメカゴジラ,そしてガルーダも出撃します!ラドンをプラズマ砲でどうにか撃退したその時,ゴジラが現れメカゴジラとの再戦が始まるのです!

 ラドン戦ですでに痛手を受けたメカゴジラはオーバーヒート気味。ガルーダと合体してフルパワーでのビーム砲攻撃をおみまいします!そしてゴジラのツボ!急所へのGクラッシャー攻撃が決まり,勝利か!?と思った瞬間・・・
 ゴジラの断末魔の雄たけびに呼応したベビーゴジラの泣き声に,ラドンがファイヤーラドン?として復活!倒れているゴジラに再びエネルギーを与え,破壊されたツボ(第2の脳)を再生させます。
 こーなるともうゴジさんの独壇場!メカゴジラを火の海に包んでいきます。戦いを終えたゴジラはベビーを連れ,海へと帰っていきます。

おとうの一言:
 前々作のメカキングギドラを廃品利用して作ったメカゴジラさん。
 ちょっと鈍めですけど合体すると強くなります。
 おもちゃ屋さんと提携している番組の定番と同じでしょうか?
 5つのメカが合体しなかったことは誉めてあげましょう。。。
 ガルーダと合体する時にマジンガーZがスクランダークロスするのを思い浮かべたのはおとうだけでしょうか?
 そうそう,今回からゴジラの息子?娘?あとあとジュニアって呼ばれるから息子かな?が出てくるんですけど,それなりに似てる親子ですよね。。。
 では昔のミニラは・・・妾の子なんですかね?
 ラドンもスタイリッシュに翼竜イメージを強く醸し出しての出演でした。昔のラドン世代で育ったおとうには多少違和感を感じましたが,この辺はリアリティーを重視したんですかね。

ゴジラVSスペースゴジラ

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1994.12.10
監督:山下賢章
登場怪獣:ゴジラ,スペースゴジラ,MOGERA,リトルゴジラ,フェアリーモスラ
ストーリー:
 物語はまたまた前作からの続きとなります。
 Gフォースでは新たに対ゴジラ用新兵器・MOGERAを完成させます!えぇただの穴掘りロボットではない兵器としてのMOGERAです。南太平洋に浮かぶバース島では,前作のベビーゴジラが成長したリトルゴジラとGフォースの隊員達がのんびりと暮らしております。
 一方,地球へ謎の物体?宇宙怪獣が接近していることがわかります。怪獣の正体はなんとビオランテと共に宇宙に飛散したG細胞がブラックホールに吸い込まれ,ホワイトホールから出てくるときに突然変異して生まれた宇宙怪獣スペースゴジラであったのです!をぉ~!!

 スペースゴジラは宇宙空間へ初出撃したMOGERAを軽くいなしてバース島に到着。ゴジラとまずは第1戦!バリアに飛行攻撃でゴジさんを一蹴します。
 スペースゴジラは日本各地を襲撃し,福岡に上陸。クリスタルだらけのスペースワールド(テーマパークではない)を作り上げます!改修・強化されスペースゴジラ迎撃に出撃したMOGERAと,鹿児島湾から上陸し北上したゴジラの三者が福岡で激突するのです。

 まずはスペースゴジラとMOGERAが再戦をするのですが,散々な目に・・・そこにゴジさん登場です。しかしゴジラもスペースゴジラのクリスタル不思議パワーの前には歯が立ちません。空を飛び,ひねくれた光線を吐くスペースゴジラにいいようにあしらわれます。
 スペースゴジラのパワーの源は宇宙空間から来るエネルギー!これを福岡のタワービルを通じ,周りに作ったクリスタルから吸収していたのです。これに気がついたゴジラは周りのクリスタルを破壊し始めます。そしてそのことに気がついたMOGERAもタワー破壊に・・・

 無限のエネルギーを得ることができなくなったスペースゴジラはもう無敵ではありません。バリアも張ることができなくなって自慢の両肩のクリスタルもMOGERAに破壊されてしまいます。ゴジラはとどめの一撃をスペースゴジラに食らわせると,活動不能になったMOGERAもついでに破壊!そしていつもどおり海へ帰っていきます。。。
 
おとうの一言:
 ご存知地球防衛軍のモゲラを模したMOGERAの出演?には喜ばされました。
 『Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type』=MOGERA・・・すばらしいですね。。。ネーミングの際に英和辞書を片手に苦労された方の姿が目に浮かびます。
 MOGERAもメカゴジラの廃品利用でしたっけ?エコ生活も浸透してまいりました。次作では是非メカニコングに出演していただきたい所存でございます。
 出演キャスト(柄本さんとか)のイメージのせいですかね・・・なんかコミカルに見えるシーンが多いように感じちゃったりして。こんな設定ってわりとチャンピオンまつりの時期にありましたかね。
 余談ですが・・・スペースゴジラの戦闘領域はなんか歩くの痛そうですよね。。。尖ってて。。。

ゴジラVSデストロイア

        【パンフ表紙】            【パンフ裏】
公開年月日:1995.12.09
監督:大河原孝夫
登場怪獣:ゴジラ,デストロイア,ゴジラジュニア
ストーリー:
 前作で舞台となっておりましたバース島が消滅!!そこで仲良く暮らしていたはずのゴジラ&リトルゴジラも姿を消してしまいました。
 すると香港に赤くマグマのように燃えるゴジラが出現!なんでゴジラが真っ赤っかに!?どうもバース島の消滅は地下天然ウランの爆発のためらしく,そのエネルギーを受けちまったゴジラはいつ自爆!核爆発を起こしてもおかしくない状況になってしまったとです。

 その頃,東京では工事用パイプが消滅したり,水族館で魚が突然白骨化する珍事件が・・・その原因は,初代ゴジラ退治に使ったオキシジェン・デストロイヤーの影響で古生代の微小生命体が復活!異常進化を遂げた生物であることが判明。
 この生物・デストロイアは徐々に大きくなっていき,人間を襲うほどに!とうとう警察特殊部隊とドンパチに!さらに自衛隊が出動するとウジャウジャいた等身大デストロイアが次々と合体していき巨大化!東京の街を壊していくのでした。
 そんな中,御前崎沖にリトルゴジラがやっぱり天然ウランの影響で成長したゴジラジュニアが出現。サイズは小ぶりなれど姿形は立派なゴジさんに成長した晴れ姿ですね。。。涙,涙。。。
 ゴジラジュニアはバース島がなくなってしまったので,生まれ故郷のアドノア島(ゴジラvsメカゴジラ参照)へ渡っていく途中だったようですね。けなげです。。。

 一方,原発に現れた真っ赤っかゴジラはスーパーX3からカドミウム弾をお見舞いされ,体内核分裂が制御されるように・・・これにて核爆発の危機はなんとか免れ・・・と思ったら,今度は体内温度が1200℃なるとメルトダウンが発生する事がわかったのです!やばいっす!地球が萌えちゃう・・・違った。燃えちゃうんです!
 もーこーなると真っ赤っかゴジさんは人類の手には負えません。都合良く出現したデストロイア(オキシジェン・デストロイヤー)にやらせるしかありません。でもどうやって・・・
 そう,かわいーかわいーゴジラジュニアを囮にしてデストロイアと闘わせ,真っ赤っかゴジラをデストロイアに向かわせるのです。。。

 ジュニアはデストロイアに善戦するものの,あと一息のところで敗れ帰らぬ人に・・・いやゴジに。ジュニアを助けるために現れたゴジラは炉心体温の上昇のため,全身から湯気を噴出しながらの末期状態!それでもデストロイアに立ち向かっていきます。
 激戦の中,ゴジラの体温は1180℃を超え,背びれは熔けはじめるほどに・・・自らの体を熔かすまでの熱線をデストロイアに浴びせ,自衛隊の集中砲火とともになんとか粉砕!しかし体温上昇はとまらず・・・
 そして1200℃・・・メルトダウン!とうとうゴジラの身体は熔け崩れていきます。。。α線,β線,γ線,大量の放射線を放出しながらゴジラはその姿を消していきます。。。未曾有の放射能災害を東京の地に残してしまうのでしょうか・・・
 と,急に放射線の放出量が収まり始めました。爆煙の向こうには雄雄しい背びれを見せるあの姿が・・・

おとうの一言:
 ゴジラの天敵!?オキシジェンデストロイヤーを怪獣にしてしまう発想がすごい!
 こいつも変形・合体タイプの怪獣だけどなんかとにかく暴れまわりますな。。。
 さらにはゴジラが暴走!メルトダウンしちゃうっていうんだからもう大変。
 その昔アメリカでメルトダウンが起きると地球の反対側の中国まで溶け落ちちゃうっていう「チャイナシンドローム」って映画があったけど,ゴジラもブエノスアイレスあたりまで溶けて落ちちゃうんですかね。。。
 亡くなってしまったゴジラジュニアはかわいそうでしたね。
 いつか親子タッグもありかと思ってたんですけど。。。
 あ,でも最後にはジュニアがメルトダウンしたゴジラのエネルギー(魂)を吸収してNEWゴジラとして復活!?ってことですよね。。。

※パンフで振り返るゴジラ Ⅴ(1984-1995)のあとがき
 今回のパート(Ⅴ:1984-1995)はそんなに多くないので記事書くのに実質1ヶ月半くらいでできますた。
 問題はこれからでして・・・
 パートⅣとパートⅢは殺人的な物量がございます。。。。
 えぇ,おとうにはリアルタイムゴジラ時代ど真ん中の「東宝チャンピオンまつり」を前期・後期に分けてのご紹介となります。(この辺から好きな人が増えてくるでしょう!)
 まずは作品数的には少なめの(それでも所有パンフ冊数第2位の時期)東宝チャンピオンまつり後期を次回お届けする予定ですが,桜の花が散る前にはアップさせたいものです。


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